目醒めの道 vol.1




私は幼いころから

内観が趣味で

わたしは、だれ?

ここは、どこ?

なんのために、生きる?

の問いを、持ち続けていました

ちょうど10歳のころ

神とのつながりを見失い

両親はいつも喧嘩をしていて

誰にも頼ることができないと

孤独、愛の喪失に

のたうち回るほど苦しみ

常に心身の不調に見舞われ

苛立ちと恐れを心の底に仕舞い込んで

心の空洞を埋め合わせるために

沢山の恋をしては絶望し

仕事に邁進し

いつしか、ふかい鬱状態に陥って

息も出来ないほど喘いでいました

来る日も来る日も

なぜ、生きているのか?

の問いを繰り返しては

途方に暮れる

そんな毎日を過ごして

泣き腫らしては

疲れ切る

死にたくても

死ぬ勇気もない、、、

無、無、無、、、、

そんなとき

私に自然に訪れたのが

瞑想でした

私は空を仰ぎ

風を感じ

川を眺め

足音をきき

ゆっくり呼吸し

それ以外は

寝ていました

そうこうしているうちに

地球の自然、命の音(響き)が

聴こえるようでした

外に出ては

豊かな自然の公園を

延々と歩きつづける

やさしく

あたたかな

その包み込むような愛を感じ

わたしは

徐々に癒され

ある日

まばゆいほどの光のシャワーが降り注ぎ

身体が宙に浮き

わたしの意識が

目醒めはじめたのです

ーわたしたちは

霊(魂)であり

宇宙の愛

そのものであるー

希望が湧き上がってきて

生きている、そのことが

しあわせなんだと

わかったのです

26か27歳のころ




2022.4.9 Instagramの投稿より(一部修正)