聖域

3日目の朝は、ゆっくりと目覚めて起きた。

まだ鈍い頭痛はあったが、気分は良くて、部屋でえみちゃんや典ちゃんと話をしていると、時間はあっという間に過ぎていった。

あと1週間はここにいたいなぁと思うくらいに、寛いでいた。

3歳のゆいちゃんのことは、全く心配もしていなかったし、早く会いたいとか寂しいとかもなかった(笑)

前夜の電話でも、ほとんど話していないのに、ゆいちゃんが「ママ、もう切るよ。」って^^

でもそれは、ゆいなりに頑張っているんだろうなぁと思って、誇らしかった。


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3日目の最初のワーク。ライティング。

草原に出て、自分が対話したい対象を選び、対話し、それをノートに記す。

この日も晴天で暖かく、東の空は雲海が流れていた。

私は安曇野の大地と対話することにした。

しばらく草原を歩き、なんとなくここ、と思った場所に座り、対話を始めた。

しばらくは黙ったままだった。







私:おはよう、安曇野の大地さん

安曇野の大地:おはよう、ようこそ。やっと来たね。

私:やっと来れたよ。ありがとう。

安:どういたしまして。どう?気に入った?

私:うん、とっても。

安:僕らも待ってたよ。

私:ありがとう。思っていた以上に静かなところだね。

安:そうだね。僕らは寡黙なんだよ。

僕らはいつだって、ここにいるよ。
日々淡々と、天に任せてる。

私:そうだね。私もそうありたいと思ってるよ。

私もあなたのように、雄大で、静かな、自然でありたい。

安:僕らもそれを歓迎しているよ。

ここにはそういう人たちが集まってくるんだ。
カフェも沢山あるから、楽しんじゃないかな?

私:そうなの。ありがとう。私もそう思ったよ。

ねえ、これから日本はどうなると思う?

安:僕らは太古から何も変わらない。

君たちの意識次第だよ。

私:(馬鹿なことを聞いちゃったな、と思いながら。)

そうだね。ありがとう。

このリトリートに来て、たくさんの感動があったよ。

昨日の星空を見て、宇宙をもっと近くに感じられて嬉しかった。
私たちは守られているし、愛されているね。

安:そうだよ。僕らはとても深くつながっている。

天(宇宙)と地と人はひとつなんだ。
大丈夫、安心していいんだよ。
何も心配はいらないよ。

ここは聖地であり、あなたの中に聖域があり、そことここはつながっている。
あなたの聖域のビジョンを創造しているんだよ。
もうすでに、ここに。

私:ありがとう。そうか!

だから何かを変えようとしなくていい。
何かを創り出そうとしなくていい。
何かを産み出そうとしなくていい。
もうすでにあるから。
そことつながればいいだけだし、行くべき場所は導かれるということなんだね。

もう、楽園はすでにある。

だから、安心して、ゆだねればいいんだね。

安:そうだよ。君は素晴らしい。ありがとう。





aki

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