地下のワークスペースに移動し、皆で輪になって座り、二つ目のワークをする。
未来の自分との対話。
ゆっくりと呼吸を整えて、リラックスし、目を閉じる。
私が普段よく観るビジョンがあって、そこはどこかの国の(日本ではない)、暖かな美しい海岸。
私はそこで、未来の私を待つことにした。
しばらくすると、未来の私の気配を感じて、感極まって、涙が溢れてきた。
未来の私との対面は初めてだった。
年はだいたい60歳ぐらいなのか、慈愛に満ちた美しい人が、そこに現れたのだ。
A:今の私 B:未来の私
A:今日は来てくれてありがとう。
B:こちらこそ、あなたに会えて嬉しいわ。
A:あなたの年は?
B:84歳よ。
A:あなたがとても美しくて、感動しています。
B:ありがとう。あなたの選択と、生き様の結果よ。
あなたが幸せに生きてきた証拠。私は今、本当に幸せよ。
A:よかった。私は私らしく生きられたのね。
B:そうよ。
A:私の娘はどうなったかしら。
B:あなたの思う以上に、のびのびと人生を楽しんで、彼女も家族と〇〇で暮らしているわ。私の自慢の家族よ。
安心して。孫もできたのよ。
A:よかった。ありがとう。
あなたは今どう過ごしているの?
B:私はパートナーと、ここの海岸の街で、毎日のんびりと優雅に暮らしているわ。
暖かい気候と優しい友人たちに囲まれて、何不自由ない生活よ。
あなたの描いていた楽園は、ちゃんとあったわよ。
A:ありがとう。よかった。
でも、そんなに若々しく年が取れるなんて、本当にびっくり。
本当に地球もアセンションして、人々の意識も変わったのね。
B:そうよ。私たちの世界は意識がありありと具現化していくから、誰もが自分にとって最高のライフスタイルを選択して、健やかで若々しくいられるの。
あなたの言っていた通りよ。
ところで、あなたは今少し、何か物足りなさを感じているのかしら。
A:そうね。私はまだ自分を生き切っていないように思ったの。
B:そうね。でもそれも時期(とき)が来れば、ちゃんと花は開くのよ。
焦らないで、今を大切にしてね。
A:ありがとう。またここであなたに会える?
B:もちろんよ。いつでもあなたを待っているわ。
ありがとう。私も会えて嬉しかったわ。今のあなたも素敵よ。
A:ありがとう。愛しているわ。
B:ありがとう。私もよ。
aki