花粉症

今日も快晴。
春風が吹いている。
今年の花粉は結構多いと聞いたけれども、今のところそんなに症状は出ていない・・・
くしゃみと鼻水は少しある。
皆さんはいかがでしょうか?

今日は花粉症について、です。
私は看護師時代の20代前半に花粉症を発症し、毎年ひどい症状に悩まされていたので、花粉症のその辛さはよーーーく身に沁みてわかります。
症状が結構強くて辛くて仕事にならないので、毎年抗アレルギー薬を飲んでいました。
それでもなるべく自然に軽快させたくて、甜茶を飲んだり、サプリを飲んだり、アロマを使ったりしましたが、症状が強いときはもうどうにもなりません。
ですが、ヨガを始めてからは自分の治癒力を信じて、サプリや美味しくない甜茶は止めて、薬はひどい時に単発で飲むようにしました。
(ちなみに、もうしばらく一切のサプリメントは使っていません。サプリの効果よりも弊害・副作用の方が大きいと、薬学博士の先生もおっしゃっています。)
アロマは適宜使用していますが、気分的にはだいぶすっきりはしますね^^
そしてここ数年はアーユルヴェーダ的なアプローチ法で確かに効果を感じています。
そして、いよいよ今年はぐっと症状が軽いよう!
もともとアレルギー体質を家系に持ち、各種アレルギー、慢性鼻炎もある私。
花粉症の完治まではいってないかもしれませんが、ここ数年やってきたことの手応えを感じましたので、少しでも花粉症にお悩みの方の参考になればと思います☆
現代医学は花粉症は花粉の飛散量のせいにして、花粉退治や薬に頼っているけれども、何よりアーユルヴェーダや東洋医学的では、花粉症は私達の身体に原因があるという考えです。
身体の不調は生活習慣や食生活の乱れ、毒素の貯留、気の滞り、過剰なヴァータ・カパ・ピッタによるなどと言われています。
以下、ちょっと真面目に花粉症についてまとめてみました^^
理論的なことは難しいなぁ、興味ないなぁと思う方で、薬に頼らず治すためにはどーしたらいいのー!という方は、だーっと下の方にいって、対処法辺りからお読みくださいね。

【花粉症の原因】
花粉症増加の原因は外的なものに加え、私達の内的なものの影響があると思われます。

[外的要因]
・杉、ヒノキなどの使われない国産林の増加に伴う花粉飛散量の増加
・住環境の変化:気密性の高い住宅によるダニ・ハウスダストなどのアレルギー増加に伴い、シックハウス症候群、アレルギー体質の増加
・排気ガスなどの大気汚染による鼻粘膜過敏性の増加
・舗装道路による花粉の貯留・停滞

[内的要因]
・ストレス社会による低体温、自律神経の変調、免疫能の低下
・食生活の変化:高タンパク、高脂肪、添加物摂取などによる腸内環境の悪化、免疫能低下
・幼児期からの過保護な環境(外で遊ばない、怪我をしない、予防接種)により免疫強化の機会が減少し、アレルギー予備群となっている
そもそも「花粉症」とはどんな病気なのでしょうか?

【花粉症のメカニズム】
本来、人間の体には、外部から体内に侵入してくる、体の成分とは異なる外敵に対して、退治しようとする免疫のしくみがあります。侵入してくる異物を抗原といい、それに対抗して体が作る免疫物質を抗体といいます。再び異物(抗原)が侵入してくると、健康な身体は抗原抗体反応(免疫)が行われ、正常に免疫機能が働くわけですが、この本来は体を守るはずの抗原抗体反応が、同じ異物に対して「侵入→攻撃」を繰り返している間に過剰に免疫機能が働いてしまい(制御が効かなくなった状態)、鼻水・くしゃみ・鼻づまり、目の充血やかゆみ、流涙など、身体にとって都合の悪い結果をひき起こします。これがアレルギー反応です。
「アレルギー反応」は、「免疫」と反応の仕組みは同じですが、体にとっては、病気をひき起こす誤った「免疫の過剰反応」です。
アレルギーが目や鼻でおきると花粉症、気管支でおきると喘息、皮膚でおきるとアトピ-というわけです。
これらの病気は現代医学では根治が難しいと言われていますが、それはそもそも現代医学では症状に対しての対処療法しかしていないからで、私達の身体の自然治癒力を無視しています。

現代人は食生活や生活習慣の悪化、便利過ぎる社会で運動不足になっており、またストレスが多いことによって自律神経や免疫機能もバランスを崩しているのです。
それが外的要因に加えて花粉症の激増の原因だと私は思います。
東洋医学的には、春の花粉症は腎・肝臓の負担、排毒力・脂肪分解力の低下によるものとして、肝機能を高める食事や運動を勧めています。
これはアーユルヴェーダのカパのバランスの乱れとも類似しています。
カパは体液・粘液の分泌、脂肪の分解を司っており、カパのバランスを取る方法を勧めています。

ということで。
では具体的にどうしたらよいのかというと(・∀・)

以下、アーユルヴェーダ・東洋医学的なアプローチ法です。
腎臓・肝臓への負担を軽くして、カパのバランスをとって、春の排出力・解毒力を高める方法です。
また、免疫力を保つ、高めることが大事ですが、どれも当たり前のことばかりです。
簡単なこと、ピンと来たことからぜひ始めてみてくださいね♪

・積極的に身体を動かす。運動する。ヨガをする。
ヨガは呼吸法・瞑想も含め、運動効果だけでなく、自律神経を整え、免疫能を高める効果があるので、とってもオススメです^^

・夜の大食を避ける。なるべく小食にする。
脂肪の多い食事を減らし、甘いものの摂り過ぎにも注意する。
バランスよく食べる。旬のものを食べる。
クエン酸の多いこの時期収穫される柑橘類は、肝機能を助けます。
春の苦味のあるお野菜や、アサリ・シジミは肝機能を高めます。
アルコールの量を控えます。
夜の大食を避けると、便秘も改善します。

・身体を温める。発汗を促す。
腰湯でしっかり温まり汗をかく。
また朝のシャワーや入浴はカパを減少させ、鼻づまりやぼーっとした感じもスッキリします。
シャンプーしたら、頭部を冷やさないように早く髪の毛を乾かします。
しょうが、にんにくなど、身体を温め排毒効果のある食材を頂く。
足腰が冷えないように衣類を調整する。特に春先まで足は冷えます。ミュールはもっと温かくなってからの方がいいかも^^

・十分な睡眠をとる。

・普段からなるべくエアコンを使用しない。
ちょっとコストはかかりますが、エアコンではなく、寒い日の夜間はデロンギを使用しています。
私は布団の中では足は冷えないので使用しませんでしたが、湯たんぽもオススメです。また加湿器は人体に過保護になると思って使用していません。

・鼻うがい、ネーティをする。
私はネーティのための器具をもっていますが、旦那さんのお父さんが簡易鼻うがいを独自に開発!
義父はひどい花粉症をこれで治してしまいました!
またこの器具が自慢のお父さん、アレルギー持ちの母や妹にも下さりこれまた大好評で、旦那さんもこれを使用してアレルギーが改善しています。

・鼻粘膜の乾燥、目の痒みにセサミオイル(焙煎していないごま油)をつける。
これは気持ち良いですよ!点鼻・点眼薬いらずになります。
という、こんなちょっとした心遣いで、身体のバランスは整ってきます。
それに加えて、オススメなのは、“意識を変えること”

・花粉を過剰に気にし過ぎないこと
花粉に対してネガティブな思いがあると、それがストレスになって花粉症を悪化させるかもしれません。
なので、私は花粉症のひどい時期でも、なるべくマスクをしないし、家によーーく風を通して換気します。
もちろん洗濯物だって外に干しますし、むやみに叩いたりしません(笑
花粉を悪者だと意識しすぎるから、花粉を引き寄せているかもね?

『病は気から』
花粉を気にせず、思いっきり春の空気を吸い込んで、花粉症を根本から改善していきたいですね✫
春を愛でて、健やかに過ごしていけますように(^-^)

namaste
aki

関連記事:

コメントを残す