かんぺー農園で農体験♪

今日もいい天気✫
あちらこちらで小さな鯉のぼりが見られました。
今日はこどもの日ですね~
いかがお過ごしですか?
昨日は、小川町で有機農業をしている佐藤ふとしさんのお宅&田畑(かんぺー農園)にお邪魔してきました♪
太さんのブログ
池袋から東武東上線で約1時間、終点が埼玉の小川町です。
小川町手前の駅辺りから急に鬱蒼とした森の景色が広がって、田舎にきたー^^という感じがします。
まずは太さんのお宅に伺って、お茶を飲みながら色々お話しました。
農業を始めて8年、今は英語教師と翻訳のお仕事との兼業をしながら、有機農業をされています。
今までは家族の分が自給できればいいかなという感じで、趣味の延長で気ままにやっていたそうですが、これからはもう少し本格的にやっていきたいそうです。
そのあと、ご自宅から少し離れたところにある二箇所の畑に行って、色んな作物を見せてもらいました。
少し高台にある傾斜のある畑からの眺めは素晴らしくって、畑にはむかない立地だそうですが、この景色が良いから借りたんだそう^^
そんなゆるさも太さんの魅力です(^^)
そこの梅の木も地主さんの家族が取って行ってしまうのでなかなか収穫できなかったそうですが、今年はご自身で収穫したいとおっしゃってました(笑
ここにあるものはまだそんなに作物は育っていなかったのですが、ランチのお蕎麦のトッピングにとさやえんどうと、間引きが必要な小さな大根:ラディッシュをもぎって、持ち帰りました。
別の畑ではニンニクの芽がちょうど収穫時、それと他の農家さんが介入して生えたのかクレソンがいっぱい生えていたのでそれも収穫して持ち帰りました。
堆肥は廃棄される予定だった大量の木くず(樹木のくずと葉っぱ)を貰い受け、それを使っているんだそう。
それを山にして放置しておくだけで、自然と微生物のお陰で発酵し、崩れていきます。
その山となった木くずに手を突っ込むと、もわぁ~と発熱しているのが感じられました。
こうして農業で使う堆肥はもちろん、作業で使う色んなものをリサイクルでまかなっているのを教えてもらいました。
お宅に戻り、ランチは太さんお手製、豚ときのこのお汁で頂く、自家製蕎麦!!

(写真が何しろ画像が悪くて申し訳ない。なので、近々iphoneにすることにしましたっ^^)
お汁が美味しいのはもちろん、特筆すべきはお蕎麦です!
太さんの畑で採れたそばの実と小麦を5割ずつ、近くのお知り合いの製粉所のおじさんが粉にしてお蕎麦にしてくれたそうです。
有機のお蕎麦と小麦で作るお蕎麦はものすごーーーーく希少です。
もしかしたら全国探してもないんじゃないでしょうか。
いやーー、有難い有難いっ(・∀・)
この希少価値の美味しいお蕎麦を販売しています。
私も沢山買わせてもらったのですが、もし欲しい方いらっしゃったらお声かけくださいね♪♪
(他にも沢山の農産物を販売しています。詳細はかんぺー農園にお問い合わせ下さい。)
そしてランチしてまた色々お話したあと(太さん、とっても気さくだし、結構話が盛り上がります^^)
午後からは田んぼの作業です。

いやーー、気持ちい場所に太さんの田んぼがあります。
山に囲まれて、ずーっとピーチクパーチク鳥のさえずりが聞こえました。
この平地の土は、太さんが丁寧に8年間ずっと完全無農薬・無化学肥料の土地です。でもその有機の土地は本当に希少で、やっぱり有機農業が盛んと言われている小川町でさえ、普通の慣行農業が一般的だそう。
実際の農家さんのごくごく少数が有機農業をしていると言えます。
でも、私達と土壌と生態系の健康を考えると、農薬や化学物質はなるべく取り入れたくないのが本音ですよね。
でも経済中心の生活、作物を大量生産するために、農薬と化学肥料の使用が盛んになってしまいました。
と、ここでちょこっとおさらい。
慣行農業:農薬・化学肥料を使用し、機械や施設の利用を前提とする農業
有機農業:無農薬・無化学肥料。輪作、緑肥、堆肥、微生物疾病制御といった手法を利用して、土壌生産効率を維持し、病気を回避する手法

なみに、自然農法はもっとすごくて、
自然農法:不耕起・無堆肥・無農薬・無除草の四大原則
大雑把に言えば、こんな感じです。
さて、いよいよ農作業です!
今、6月の田植えに向けて、色々と下準備がある時期で、この日はこの田んぼとなる平地のちょうど縁のところをですね、鋤?で鋭角に掘り起こし(じんわり汗が出ました^^)、水が入ったときに外に染み出ないように畔シートを縁に添えて木の棒で押さえる、というところまでやりました。


この作業は地味ながらになかなか楽しくて、すこぶる充実感がありました(^-^)
休憩をはさみながら、夕方の5時過ぎまでやりました。

そして、再来週にはこの乾いた平地に、今水路のところを土嚢でせき止めているのを解放し、水が入ります。
そして【代かき】という作業に入っていくんだそうです。
それも水道の水でなく、川から流れる水です!
この手法もかなり古典的で、今もしている農家さんは少ないそうです。貴重ですね!
ここに水が入り、水田になったときの景色はまた圧巻。
蛙がなき、水田に日の光が反射して、とても風情ある風景になりますね。
忘れ去られた日本の原風景。
今年はこの田んぼに関わり、稲刈りまで行なって、収穫して食す、というところまでやりたいと思っています。
楽しみだなぁ~~(^-^)
この日の来訪者は私達夫婦一組だけ。
太さんを独り占めして沢山色々豆知識みたいなことを教わりました。
だから午後少し農作業をしただけで、大満足。
なんだか少しでも【農】に携われた感じがして、喜びの気持ちでいっぱいになりました。
いやー、農業って楽しい!!
とは言え、実際毎日している方の苦労は並大抵のものではない。。。
続けるのがつらくなる現状のお話も色々聞きました。
もう高齢で疲れたので、農地を手放す方がやっぱり増えているそう。
荒地となって、村や町が衰退していく。
おそらく全国的に、この数十年はそうなっているのだと思います。
社会的にも、農業をないがしろにしてきた現実があると思います。
そして今もなお、その風潮は加速しているけれども、、、
でも、待って!日本の農業、日本のお米を守りたい!!
そんな気持ちの方が私の周りには多くいます。
そっちのエネルギーや方向性に、私も微力ながら勢いづけたいです♪
最後に、先月に行ったという苗代を見に行きました。

今年の春は暖かくて桜の開花は早かったのに、今の時期はちょっと寒い。
芽が出るのが遅れているそうです。
でも一箱だけ、小さな小さな芽が出ているのが見えました♪
田植えは手で植えます。
私は2回したことあるんですが、これがとっても楽しいです!
しかもミネラル分が豊富な泥がむちゃくちゃ気持よくって、顔に塗りたくなるほどです(笑
ぜひ興味を持たれた方は一緒にやりましょうね✫
以下、かんぺー農園:今後の作業

5月中 ・苗代の水管理
・田んぼの畔シート張り、代かき:応援大募集
6/5(水)6(木) 最終代かき&平らにする作業:応援大募集
6/8(土) ・田植え!:今年も手で植えます! 大勢の参加をお待ちしています。参加費
1000円(昼食付き)
6/9(日) ・田植え予備日

それでは、GW後半も皆様お楽しみください~(^-^)
namasute
aki

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