夏の過ごし方

梅雨明けから猛烈に暑い日が続きましたね。
今日は少し暑さが和らいでいるようですが、皆様お元気ですか?
暦の上でも、7月7日頃は「小暑」と言って、本格的な暑さが始まる時期で、7月23日頃は「大暑」と言って一番暑い時期と言われています。
そして7月20日頃から立秋までの18日間は「土用」と言って、皆様よく夏の土用の丑の日に鰻を食べるとはご存知だと思いますが、暦の上では季節の変わり目、私達の体調も不安定になりやすいと言われます。
またこの土用の間の時期は土の気が盛んになるので、動土・穴掘りなど土をいじる作業や殺生が禁忌。だからか、目の前のお宅の解体工事が、すぐ週末になるのに明日から始まるのは、土用の前に始めるためなのかもしれません。(土用の前に着工するのはOKなんだそうです)
この暑い時期は、体調管理が難しいと思われる方が多いかもしれません。
特に冷たいものの多飲や冷房による冷えによって腎に負担がかかり、体がだるくなり、それが心臓にも負担になります。
この数年熱中症が増えているように思われるのは、日頃快適な空調管理で過ごすことに慣れてしまって、暑さに対する抵抗力が落ちていることが原因の一つではないかと思います。
特に高齢の方も、日頃からしっかり体を動かし、筋肉や心臓を鍛えるとよいのではないかと思いました。
また、この時期代謝が落ち、消化力も弱まります。寝不足も加わると免疫力も下がります。食欲が落ちたり下痢になったり、感染症にかかったりします。
ですが、体調を崩すことも、体の自浄・調整作用。
体調を崩したらしっかり休養をとり、この時期に応じた過ごした方や食事をとって、心身気持よく夏を楽しめたらいいですね。
アーユルヴェーダ的にはピッタが旺盛になり、活動的になり皮膚も潤い、バランスがとれていれば早朝から元気に過ごせる時期でもあります。
ピッタのバランスをとりつつ、大食を避けて過ごすとよいと思います。
あとはいつも通り、基本の基ですが(^^ゞ
・よく寝る 
これが何より!
・よく動く
こまめに日常生活でよく動くのがお得^^
野外で運動するなら少し涼しい朝晩とかにして、昼間の時間はあんまり無理しない方がいいです。
体力の消耗が激しいので、激しいスポーツは気をつけて下さい。
真夏は体力が落ちるので、昼寝もOKなくらいです(インド人、昼寝するでしょ笑)
適温の部屋でヨガをするのは、どなたにも無理なく負担なくオススメです。
・よく食べる(体が欲するもの、旬のものを、腹八分目食べる)
夏バテ予防はビタミンB1がいいとはよくいいますね。
豚肉、うなぎ、玄米、それからにんにくやしょうが、ネギなどの薬味も食欲を刺激して消化力を上げてくれます。
時々根菜の温かいスープをとると、心身潤い体も温まり、とても満たされますよ。
ピッタのバランスをとる
マクロビオティック的には、この時期「拡散のエネルギー」が最高潮。
だから、自然の中で、または都会で、心身オープンになって開放しやすい。
恋も落ちやすいわけです(笑
また、常夏の国は拡散のエネルギーに満ちているから、思いっきり緩めるんですね。
夏のバカンスは、理にかなっているんだなぁ〜♫
私も、今月末は長野に旅行。
9月にはキャンプか、プチ海外旅行で透き通った海のある島に行けたらいいなぁと思っています!(^-^)!
それでは、皆様も素敵な夏を☆☆☆
※ちなみに、21日の選挙の日は7月唯一の燕スタジオのクラスの日です。
「ピッタを鎮める」をテーマにクラスをします!
namaste
aki

関連記事:

コメントを残す