小布施no旅

28日。曇り。
7時半起床。8時朝食。
9時半、柔和な宿主の神原さんとしばし別れを偲んで、宿を出る。
5年ほど前にもここに来た旦那さんは、神原さんのことがとても好きなんだそうで、自分のおじいさんのようだと。
何か心に響くものが、神原さんとの出会いの中にあったのだろう。
バスに揺られて山を下る。
戸隠の村ともお別れ。
ここの景色は、バリ島を思い出させる。
なだらかな山の中の棚田、ライステラスの景色。小さな集落。穏やかな村の空気。
ここは、ちゃんと人の体温が感じられる。
静かながらに、村に活気があるのが、嬉しい。
そして、この村は、自然と神様と人々が一体となっている。
神社と人々の生活が密接につながっているのだ。
それは、自然からかけ離れた都会の生活に慣れてしまっている私達にとって、とても貴重なこととして、そして厳しくも美しい生き方に思える。
それがバリ島の雰囲気と重なるのかもしれない。

長野駅に戻り、長野電鉄に乗り40分、小布施の町に行く。

小布施は以前仕事で立ち寄ったことがあり、その時にここの雰囲気と美味しいものに惹かれて、また来たいと思っていました。
静かで小さな町なのに、人が集まる不思議な場所。
葛飾北斎ゆかりの地、また栗の名産地として有名です。
美味しいフルーツがここでは沢山取れるらしく、それも私の心をぐっと掴んだみたいです(^^)
まずは、町全体をさっと散策してから、由緒ある小布施堂の建築物をおしゃれにイノベーションしたENTOTSU CAFEで、おランチ♪♪





インテリアもお食事も、私のかなり好き系です(^^)v
スープもパンも、すごく美味しかった!
(旦那さん注文の、オレンジと人参のスープは、ジュースみたいにフル~ティ~)
そして、以前来たときにすごく気に入ったお店で、沢山のジャムやスプレッドの試食&ワインの試飲をさせてもらいました。
朝食はパン系の私にとって、美味しいジャムは日常でマストアイテム。
そして、大して飲めないのに、なぜかなぜか若いころからワインが大好きな私。チーズも好き。たぶん、前世はフランス人っ(*´ェ`*)
何種類もワインを試飲して、一番気に入ったエナというベリー系のフレッシュなお味の赤ワインを買いました。
そして、飯綱町にワイナリーがあるんだそうで、この町の景色をパンフレットで見せていただいてビックリ。まさに私が心に思い描いていたような、あこがれの風景なのです。
何か縁があるかもしれません。
サンクゼール
旅は、こうしたインスピレーションが面白い。
別のお店でアップルパイやリンゴのドライフルーツも買って(リンゴも大好き♡)、ちょっぴり名残惜しいけど、小布施の町を後にしました。
帰りの道中、この本を。

シンプルに暮らす
ドミニック・ローホー / 中経出版

日常の中で、旅のエッセンスを活かしながら
少しずーつ、理想の生き方に近づいていきたい。
まずは、きちんと食べよう。
この本を読んで、思いました。
aki

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