映画 『かみさまとのやくそく』

先週の土曜日、本厚木の喫茶なよたけさんにて、ぶちさん主催の自主上映会『かみさまとのやくそく』を観てきました(╹◡╹)
『かみさまとのやくそく』公式HP

胎内記憶と子育ての実践、インナーチャイルドをテーマにしたドキュメンタリー映画です。
胎内記憶とは お母さんのお腹の中にいたときの記憶や、その前の記憶のこと。 2~4才の子どもたちが話すと言われています。
インナーチャイルドとは、あなたの内なる子ども。心の深奥部に潜み、幼児期の体験によって傷つけられたり抑圧されたりしている、真の自己のことです。
この映画には 音楽もナレーションもありません 。
しかし、胎内記憶の聞き取り調査や子育ての実践、内なる子どもへの自己肯定ワークの過程を、カメラは丁寧に見つめます。

私は何年か前に池川先生の著書を読んで、胎内記憶を持つ子供達の話を知り、自分の子供時代からの葛藤の理由や、ヨガの思想にある「カルマ」や「輪廻転生」などとも通じるところがあって、深く感銘を受けたのですが、今回も映画を観て、また多くのことに気付かされ、納得することがありました。
私が子供だった頃のことを思い出していました。

子供はみ〜んなお母さんが大好き♡
お母さんが大好きで大好きでずっと側に居たかったし、お母さんが少しでもいなくなると、不安で不安でたまらなかった。
お母さんが世界で一番綺麗で、一番大切な人。
お母さんが悲しそうにしているのが、一番つらかった。
お母さんと手をつないだり、一緒に寝たり、抱っこされるのがすごく嬉しかった。
妹がうまれて、私は何でも自分でしていたみたいだ。
正直、お母さんに甘えた記憶は、ない。
お母さんが大変じゃないように、できるだけ良い子でいたいと思った。
お母さんを喜ばせたくて、良い子になりたいと思った。
私は物心ついた頃から、「人の役に立ちたい」と思った。
親にも「人の役に立つ人になりなさい」と言われたのかもしれない。
道を歩いていても、学校に居ても、困っている人を見ると助けたくてしょうがなかった。
助けてあげられないと、自分を責めた。
夜が怖くなり、暗闇が怖くなり、一人で家の2階にも行けないくらい怖かった。
トイレが怖くなり、泥棒が怖くなり、色んなものが怖くなった。
怖くて怖くて生きているのが辛くなった。
父と母の仲が悪くなり、しょっちゅう喧嘩するようになった。
母を罵倒する父が憎くて憎くて殺したいと思った。
そして母を守りたいと歯を食いしばった。
でも母が機嫌悪いことが、一番怖かった。
両親に仲良くなってもらいたくて沢山頑張ったけど、全然叶わなかった。
それまで神様がついていて、何もかもが叶うと思っていたけど
「神様がいなくなった」と思った。

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そして20代、私は絶望を体験し、スピリチュアルな旅に出ました。
あらゆる分野の本を読みあさり、「自分とは何者なのか」「命とは何か」ひたすら引き籠もって考えていました。
ある時私は神秘体験を経験し、すべてが輝いて見え、自分も宙に浮いていました。
私は再び神に出会い、自分自身を取り戻した、と感じました。
その時、自分の命は生かされていて、自分も宇宙も「愛」なのだと気が付きました。
その過程で、両親を許し、自分を癒やすことの大切さを、身を持って体験してきました。
そして「人のために生きる」とずっと思ってきたのが、「自分のために生きる」に変わっていきました。
今年になり母と自分との関係、そこにあるテーマに気づき、すべて父との問題だと思っていたのは心の罠で、あらためてインナーチャイルドを癒やし、また新たな自分の旅を始めようとしているところで、この映画に出会いました。

そして、日曜日に仲良しの母とデートして、楽しい時間を過ごし、、、。
「お母さん、わたしは何のためにお母さんのところに生まれてきたんだと思う?」って聞いたら
「お母さんもあきちゃんも幸せになるため。」って答えました。

私はにっこり微笑んで
「そう、わたしはお母さんを幸せにしたくて、生まれてきたんだよ!」
母は少しだけ驚いたような顔をしました。

そして、夜に母からメールが来て
「今日は、ママチョ(母は私達が子供の頃から自分のことをママチョと言うので、相変わらず。笑)が何のために生かされているのか、解った気がしました!」
本当にベストなタイミングで、すべていつも繋がっています☆

ママのおなかをえらんできたよ。
池川明著

om shanti.
aki

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