正しい食事とは?

先週の月曜日にハタイクリニックを受診して、1週間と少し経ちました。

クリニックを受診したことで、自分の生活すべてを見直すきっかけになり、また食事については、ちょうど12月7日にあるアーユルヴェーダ・食事編のWSに向けて準備中であったことも重なり、アーユルヴェーダの生理学や哲学から学ぶ食養の奥深さと面白さ、そして難しさも感じながら、自分の食生活を見なおしています。
そして、あらためて食事の大切さを痛感しています。
(結構よい食生活をしていると思っていたけど、結構毒溜まってたからね・・・^^;笑)

医食同源とは、病気を治す薬と食べ物とは、本来根源を同じくするものであるということ。
食事に注意することが病気を予防する最善の策である、また、日ごろの食生活も医療に通じるということ。

まさにアーユルヴェーダはこのことを古代インドの時代から言っていたわけですね。
そしてその考え方や教えは、現代においても全く色褪せることなく、多くの方に有用・有効な普遍的なものであると思います。
なぜなら私は以前は不規則なライフスタイル、乱れた食生活をしていて体調を崩し、食事を改めようとあらゆる食養について学んでいるうちに、何が正しいのかさっぱりわからなくなり路頭に迷ったことがあったのですが、アーユルヴェーダに出会ったことで、迷いの雲が晴れ、少しばかり実践しただけで格段に体調がよくなり安定しました。
ただ、その教えは非常にシンプルで誰もが可能なことなのですが、生活が忙しく心が乱れている私達には、とても難しく感じるものです。
私も10年近くやっているとはいえ、これまでは“なんちゃってアーユルヴェーダ〜”ぐらいの域にいたので(汗)、アーユルヴェーダの食養の意義が今やっと本当に腑に落ちてきたところ^^;
アーユルヴェーダが教えてくれる正しい食事を実践してみることで、本当に自分に必要な食事、幸せな食事というものが、私自身もようやく見え始めてきました。

自分の生活を変えること、食事を変えることというのは容易ではありません。
ナチュラルに変容していくためには、自分の意識の変化や人生のタイミングが伴ってこそ。
ヨガをし続けることで、自分が本当は何を求めているのかがわかり、そういう状況を引き寄せます。
そして自分を知り、自分に合ったライフスタイルや食生活を続けることでドーシャのバランスが取れれば、自分の身体の声にただ従って自然と食べたいもの美味しいと思うものを食べるだけで、それがしっかりオージャス(生命力)になっていくのだと思います。
本質的には「正しい食事」とは、自分の内なる欲求に従って、ありがたく生命を頂くことなのです。
何かを無理に変えようとしなくても、変わらざるを得ない状況、または変わりたいと強く思う、自然と変わっていった、というような自分の力ではないものの後押しがあるような気がします。
私がタバコをやめた時もそうだった・・・(笑)
でもそこで自分を信じる力・意志を強く持ち続けることが、何より大切かもしれません☆

アーユルヴェーダは、生命の科学、生き方の知恵。

「食事」を考えることは、「生き方」を考えることに通じますね。

namaste
aki

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