ユマニチュード(認知症ケア)


医療や福祉の現場では、人間の尊厳が無視されたような行為が日常であり、それが患者の症状を悪化させ、医療者も疲弊する。
私自身も沢山現場で目にしてきましたし、自分も当事者でした。
何かがおかしい、間違っていると、いつも疑問を持っていました。
出来る限り時間を取って、患者さんに心から寄り添うことが出来れば、それが明らかに良いことは皆気づいているのですが、時間に追われて思うような看護や介護が出来ない。
でも、やっぱりそうなんです。
その方の尊厳を認めること・人間の尊厳を守ることが、何よりも大切なんですよね(^-^)
見られること、話しかけられること、触れられること、立つことができること。
私達の心が育つ上で、とても大切なこと。
自分が人間として、個人として認められている、愛されていると感じるために、とても大切なこと。
子供のとき、また大人のときも、そういう機会が沢山ないと、自分を認められず、感情が表現できず、心も身体も傷つきやすくなるのだと思う。
そうして本当の自分を出さないまま生きていると、自分でも知らぬ間に、自分がわからなくなってしまう。
それが認知症であり、鬱もそうなのだと思う。
結局、「コミュニケーション」の問題。
ほとんどの病気や犯罪も、たぶんそう。
誰もが本当の触れ合い(愛)を、求めている。
shanti
aki

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