スパイス:ジンジャー

おはようございます(*^_^*)
今日は厚木カルチャーセンターの水曜クラスのラストレッスン。
どんなレッスンになるのか楽しみです。

先日の月曜クラスのラストレッスンでは、最後の瞑想中に感極まって(というか自然に)涙がボロボロ溢れて声が震えてしまいましたが、私がこれまでのレッスンで教えてきたことをめーいっぱい詰め込んで、自分なりにはやりきったような、大事なことは伝えきったというような満足感がありました。
この2年ずっと続けてくれた会員さん達の、ヨガに集中しきった強く安定した姿勢に感動し、そして最後はいつも和やかなシェアリングで終わるのですが、この日も皆様とシェアをして、快く温かく卒業を見守ってもらいました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今日も心を込めて、落ち着いてレッスンに臨みたいと思いますm(_ _)m

さて、今日は皆様もよく知っているジンジャー:生姜をご紹介します☆

◉ジンジャー(生姜)【熱性 V↓ P↑ K↓】

アグニ(消化力)を強くする最も一般的なハーブが生姜です。
皆様もご家庭で日常的によく使われていると思いますし、冷え対策でジンジャーティなどを飲まれている方も多いと思います。
調理で使うのはもちろん、アグニが低下している場合などには食前に摂ることが勧められます。
皮の近くの部分に抗酸化作用を持つ精油、中の方にタンパク分解酵素が沢山入っているので、全体を使うようにします。
消化器、呼吸器をはじめ、すべての組織に作用します。
サットヴァの性質が大きく、すべてのドーシャに良い生姜ですが、ピッタ体質の方や炎症が起きている時には量を加減した方がよいでしょう。
また生とパウダー状(乾燥)の生姜では、消化後の味に違いがあり、生の方が水分が多く刺激が少なく、粉の方が強くて鋭い作用を持つため(乾燥させるとより熱性・乾性が高まる)、ピッタが悪化している方や、夏の時期には生の方が適しています

☆効能
・消化促進、駆風作用(消化力を高め、胃腸内のガスを排出する作用)
・循環促進、保温、発汗作用(血液サラサラ、身体を温め、余分な熱を出す)
・鎮痛作用(冷えによる月経痛や腹痛、関節痛などを緩和)

冷え、風邪の初期症状、食欲低下・消化不良、便秘の時などにとっても効果的ですね♫

☆オススメの摂り方

●消化促進に
薄くスライスした生姜2〜3枚くらいに、レモンの絞り汁、塩少々をふりかけ、食事の30分前に食べる。

●鼻炎に
生姜の絞り汁と蜂蜜を各小さじ一杯、お湯をコップ半分ほどに加えて、一日2〜3回とる。

●冷えに:梅生姜湯
コップに小ぶりの梅干しを一粒、ジンジャーパウダーをひとつまみ入れて、お湯を注ぐ。
梅干しを潰して、酸味・塩味・辛味を感じながら頂く。
※生より乾燥生姜の方が、温性が持続します。

私は只今ピッタが気になるので、摂るときは生で、料理ではよく炒めて使っています。
ちなみににんにくも非常に抗酸化力が強く、精力増進、老化予防に良く、五味も含んだバランスの良いハーブで、お料理も大変美味しくなりますので、アーユルヴェーダでも毎日適量摂るのが良いと勧めています。
ただし、生は刺激が強すぎるので(ラジャスですね)、熱を入れて頂くことをオススメします☆

よかったら、お試しください(*^_^*)

namaste
aki


※写真借用

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