軽井沢の旅☆ムーゼの森 日向と日陰


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記念日は大事だと思う女性(男性もいると思うケド。)とは違って、そんなのどーでもいいしめんどくさいと思うのが男性だと思うのですが(^^ゞ
うちの旦那さんも最初は普通にそういう傾向がありましたが(笑)、今はいつでも私が喜ぶことを率先してしてくれます!
私自身は当日にちょっとお祝いする程度で、特に何かしようとか考えていなかったのですが(私の方が面倒くさがりかー笑)、旦那さんが「軽井沢のポールさんのお庭を見に行こう」と言ってくれたのがきっかけで、軽井沢の旅が始まりました。
軽井沢のムーゼの森へ。
エルツおもちゃ博物館では、ドイツのエルツ地方の歴史を知る。
だからか、その素朴な温もりのある木のおもちゃ達から人々の思いが伝わってきて、なんだか胸がじーんとなる。
シュタイナー教育とかしていない限り、こういうおもちゃはどんどん廃れていく現代。
館長の開館に至る以下のお言葉にある通り、何か日本と通じるものがあり、大切にしたいなぁと思いました。
ドイツ人の質実剛健で伝統文化に対する誇りと、マイスターから生み出される感性豊かな巧みの技術は日本における民俗文化とも通じ、国や地域を超えたモノづくりの精神性は共通できるものと考え、開館に至りました。
絵本の森美術館では「ピーターラビットの世界」展。

うさぎは豊穣と多産の象徴。
そして不思議の国の案内人?
私達夫婦も、どんどん不思議な世界に行きますよ〜(笑)
そして一番のお目当てのポールさんのピクチャレスク・ガーデンは、あまりにも自然で華やかさは全然ないけれど、どの植物も勢いがある。
繊細な小さな草花も活きている。
それにしても、ギボウシがいっぱい(笑)
ほんと、ギボウシが好きなんだなぁ〜^^




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こんな素敵な環境の中で、途中私の何気ない一言で旦那さんと(ものすごく久しぶりに!)喧嘩になりました。
ちょっと残念なことだけど、でもとても大事なこと。
旅は気づきの連続なので、実はそんな予感があったのです。
ここ最近“エゴ”がテーマで、この一週間くらい旦那さんと時々それについて話しをしていたのですが、何か二人の間に不調和があるのを感じていました。
だから、今回の旅で何かあるだろーな〜と^^;
喧嘩のあと、私はしばらく立ち上がれなくなり、その場の重さに口を閉ざして、旦那さんとも少し距離を取りました。
私は自分の中で何が起きているのかを観察しながら、自分の内側の変化を待っていました。
激しい感情はありませんでしたが、ざわざわとした胸の中、この成り行きに納得のいかない自分がいるのを感じていました。
旦那さんが座り込む私に話しかけてくれて、絵本図書館まで行き、呆然としながら気になった絵本のページをパラパラとめくり、その絵本の内容は私達を象徴しているように思えたのですが、結末は素敵なハッピーエンド。
少しだけ心がほぐれて、ガーデン内を何も考えずにお散歩しました。
そしてガーデンチェアに座り、自分と自分の周りの自然を感じながら、しばし時を過ごしました。
私がお散歩している間は彼もガーデンチェアにしばらく座っていて、色々と考えている様子でした。
しばらくして彼が声をかけてくれた時には、お互いの間にあった不穏なものはだいぶ消えていて、彼も優しい声で話し出しました。
ここ最近、お互いが思っていたことを分かち合って、わだかまりは自然と消えていきました。
私は、「自分は間違っていない」と思う癖があることに気づきました。
そしてそれは「相手が間違っている」という、無意識の非難や攻撃があり、対立を生み出すことに気がつきました。
そう、私が間違えたかもしれない。
私はそんなつもりはなかったけど、傷つけてしまった。
だから、ごめんなさい。
あるいは、私も間違っていないし、あなたも間違っていない。
ただ考え方や受け止め方が違うだけだったんだ。
だから、誰も悪くない。
だから、あなたが感じたことも大事。そして、私が感じたことも大事。
それを分かち合い、それを認め合う。
共感できないこともある。でもそれでいい。
その違いを認める。
時に、真逆の感性や価値観を持っている私達。
男性と女性の違い、個人の個性の違い、同じ国、同じ時代に生まれても、こんなにも違う、と思うことがある。
このことは結婚してからずっとテーマで、私達はだいぶお互いの違いを認められるようになってきたつもり。でも、時々自分の中にあるエゴや観念がしっかりを顔を出してくる。
お互い、その自分にだいぶ気づけるようになりました。
だから、こうして少し衝突することはあるけれども、冷静に分かち合うことが出来るようになったのだと思います。
ポールさんの言うように、日向が好きな子もいれば、日陰が好きな子もいる。
そう、人間も同じ。適材適所。
ポールさんの庭の中で、ここに来れてよかったねって、二人で笑い合いました。

22日の夜、旦那さんがくれた花束を花瓶に生けて。
aki

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