瞑想の勧め

健康のために、落ち着いた心(精神状態)が必要だということを、多くの方が認識するようになりました。

アーユルヴェーダでも、病気の治療においても、健康増進であっても、平静さを保つことが最も大事だと考えています。
また病気を増やしたり悪化させたりする原因の中で最大のものは心配であるとも、チャラカサンヒターという古典の中でも述べられています。
そのため、1日に2回、または1日の終わりに瞑想をすることや、深いリラクゼーションを体験することを勧めています。

リラックスする方法は人それぞれあるかと思いますが、瞑想は単なるリラクゼーションにとどまらず、人間の意識状態の向上をもたらし、精神的な苦痛が減り、幸福感が高まります。
また身体的にも生理機能が円滑に働き、免疫能が高まり、病気の予防・老化防止に繋がります。
瞑想の習慣によって、私達の欲望を掻き立てるような感覚器官の暴走がなくなり、自分にとって本当に必要なものを選択することが出来るようになり、心身の健康を阻害するようなことをしなくなってきます(=心身が健康になることを、好んでするようになる)。
多くの場合、感覚器官から入ってくる情報によって、心が乱され、欲が肥大していくのです。
例)流行りのスイーツをテレビや雑誌などで観る→お腹が空いてもいないのに食べたくなる→家にあるお菓子を暴食する→肥満
瞑想は、心を乱す原因となる感覚器官を鎮めて、心を休ませることです。
さらに、普段の生活の中でも、集中力が向上し、仕事の能率が高まり、また共感性・創造性が増し、人間関係や人生全般に良い影響を与えるとも言われています。

忙しい毎日の中で瞑想を取り入れることは、初めは難しいと思われるかもしれませんが、1日3分からでも始めてみてはどうでしょうか?
最初はやり方がわからなかったり、戸惑いや疑問があるかもしれません。
丁寧にサポートしてもらえれば、誰もが続けられます。
どなたか瞑想に慣れている方、ヨガの先生について習うのがベストですが、まずは本やCDやアプリなどで気軽に始めてみるのも良いかもしれません。
瞑想することの利点は計り知れないものですが、何も期待せずに、根気強く取り組むことも大切です。

ストレスの強い方、体調不良の方には、寝た状態で出来る誘導瞑想から入るとよいかもしれません。
参考記事、オススメCDあり:ヨガニードラと夢

以下の本は、私が初めて買った瞑想の本でした。
前世などのスピリチュアルなことに抵抗のある方にはオススメできないかもしれませんが^^;

 

 

私がバセドウ病を無治療で克服できた一番の要因は、十分な休息、瞑想・ヨガ、深いリラクゼーションによるものだと思っています。
私達には、バランスの崩れを戻そうとする力(ホメオスターシス)、病気を治そうとする力(自然治癒力)が備わっています。
その力を引き出すためには、深いリラクゼーションが必要なのです。
難病と言われるものも、深くリラックスし、自らの生き方をあらためることによって、よくなることがあるのです。

皆様もどうぞ、ご自愛下さい♡

shanti
aki

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