祈り

先々週の日曜日は、砧公園で行われたチャリティパークヨガに参加してきました。

砧公園は初めてでした。
満開を少し過ぎた桜と、新緑の木々の葉とのコントラストが見事で、お天気も最高の中(日焼けして顔が真っ赤。笑)、Akiさん、あしなさん、さおりさんの3人のヨガティーチャーが代わる代わるヨガをナビゲートしてくれて、最後はみんなでキルタン唄って、マントラ唱えて、なんともピースフルで幸せな贅沢な時間でした。

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この日のチャリティは、東日本大震災の方。
まだ熊本の地震は起きていませんでした。
Eventの後半で、福島で活動しているいわきフェニックスさんから、現状のお話も聞かせてもらいました。

色んな思いが交錯しますが、3.11以後、迷いながらもひとつひとつ選択してきた道をしっかりと今ここで踏みしめ、日々を真摯に生きるしかない。
むやみに悲観したり、はたまた楽観し過ぎたりもせず、今現実に起きていること、今ここで起きていること、今自分に起きていることに向き合い、立ち向かっていくこと。
大事なことは、自分の魂に従って動くこと、祈ること。
そこには悲しみも喜びも、苦しみも希望も、同時にある。
私もこの1週間は、激しく揺れていました。
いつもすべてが繋がっていることを、痛感します。

祈りは、光よりも早く、彼方へと届くと、聞いたことがあります。
ヨガをしている人達は、よく「shanti:シャンティ」を三回唱えます。

1つめのシャンティは、自分自身のために。
2つめのシャンティは、自分の大切な人、家族や友人、周りの人達のために。
3つめのシャンティは、この世界のすべての人、生きとし生けるすべての命のために、祈ります。

でもやっぱり、ヨガというものは、とても個人的なものです。
究極的には、祈りも、自分のためです。
誰かを想って祈る時、私は自分が愛に満たされるのを感じます。
それでいいのだと、思います。

そして、その祈りによって、神、大いなるもの、宇宙との繋がりを思い出します。
そのとき私は、どんなことがあっても大丈夫だと、思えるのです。

その内なる強さは、私達が逆境にいると思う時こそ、生まれるのかもしれません。
それこそが、誰かを想う優しさと力になる。
そんな風に思います。

Om shanti shanti shantih
aki

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