A.雑多なサイン

一番最初に共時性による対話の可能性に気がつくと、その人はごちゃごちゃと混乱した雑多なシンボルや、なにか意味がありそうなイベントを何度もたくさん見るようになります。こうなってしまう理由は、いくつか考えられます。

全てのことに意味がある気がしてきて、どれがサインなのか良く分からなくなってしまいます。実際には全ての事は自分に関連があり、全てのことがメッセージなのですが、それが読み取れるかどうかは別の問題です。サインの特性として、分かるまで繰り返されるという傾向があります。

よく分からない場合は、1度無視をしてどっしり構えます。そして質問は1度に1つずつに限定し、ひとつひとつの質問の答えを順番に回収していきます。

あなたはまだ気がついていませんが、あなたが学ぶと決めてきたものを多く抱えています。そして、あなたが幼少の頃に負った様々なトラウマが、自分の現実を創造しています。これら全てと突然対決してもうまくいきません。

落ち着いて、どっしりと構えて、ひとつずつこなしていきましょう。
サインはあなたが最も素早く成長し学んでいくための道筋を知っています。

あなたが一番最初に取り組むべき事から強調されてサインが出されていきます。

まず自分が最も好きなものや、最も嫌いなものに集中します。象徴として最もあなたが強調されるものについて意識を集中してください。

あなたが好きな音楽や、スポーツ、バンドや、映画、小説はなんですか?あなたがその映画や色が好きな理由があります。あなたはその象徴から何かを得て学ぼうとしているのです。あなたが好きな音楽の中の曲名や、歌詞に注目してください。

あなたが現在困っている事はなんですか?嫌いだけど会わなくてはいけない人、あなたが最も怖いと思っているものはなんですか?

自分を整理整頓して、サインの読み取りを開始します。

よく分からなかったら、質問をしてください。
困っていたらいつでも質問をしてください。
具体的な質問が出来るということは、具体的な答えがあることの証拠でもあります。

質問をする時は、紙に書くことをオススメします。頭のなかだけで質問をしても答えが帰ってくるころまでには、正確になんと質問をしたのか忘れているものです。

自分が受け取ったと思う象徴を全て書き出してみましょう。そこには必ず一定のパターンがあります。ひとつの質問に対しては、複数の象徴によって答えが返ってきます。

サインの特徴は繰り返されるということを覚えておいてください。

まずは自分を整理して、どっしりと構え、質問は1つずつ行います。