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27日。晴れ。
6時起床。
6時半、宿主の高山さんが車で奥社入り口まで送って下さる。
(高山さんのオススメで、昼間は奥社参拝者で混むのと午後から雨の予報とのことで、早朝に行くことになった)
奥社参道の大鳥居を目の前に、奥につながる緑深い参道の、なんと神秘的で美しいこと。
この場の気が変わったのか、胸の奥が少しざわめいたかと思えば澄み渡るような気持ちになる。
美しい声で鳴く鳥の声が辺り一面に響き渡る。
朝の穏やかな陽の光とひんやりと冷たい澄んだ空気を感じながら、ゆっくりと歩く。
地元の方らしき人、参拝者が少し、すれ違いざまに皆挨拶をする。
朝の清々しさは、一層心を清めてくれます。
随神門。
戸隠神社の象徴的な風景。
天に向かってそびえ立つ、樹齢400年を超えるといわれる杉並木。
戸隠神社の御本社の奥社。
この左手には、地主神である水と豊穣の神様の九頭龍神社。
ここまで歩くのは、一苦労。
ご年配の方は、「はー、大変だ。」と仰りながらお参りしていました(^^)
私もヒーヒー言いながら奥社に辿り着き、恭しくお参りしました。
奥社の祭神は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)で、天照大神が隠れた天岩戸をこじ開けた大力の神。神話では天手力雄命が投げ飛ばした天岩戸が現在の戸隠山であるとされる。
参道の帰り道の途中から入れる、戸隠森林植物園も散策し、鏡池まで行きました。
穏やかな水面は、その名の通り鏡のように戸隠の山々を映し出す。
この鏡池の水面のように、この辺り一帯、戸隠村全体が、静けさと穏やかさに満ちていました。
時間はもう8時半。
朝食の約束の時間を過ぎていました。
高山さんがここまで車で迎えてきてくれて、お宿で美味しい朝ごはん。
高山さんはすっかりドライバー役をかってくれて、戸隠の話も沢山してくれて、大変お世話になりました。
10時チェックアウト。
そして、この日の宿、茅葺屋根の宿坊『神原』にチェックイン。
宿主の神原さんが丁寧に出迎えて下さり、「月」のお部屋に通してくれました。
なんとここは明治六年に建築された宿坊。懐かしい感じのする回廊がある、格式ある風情の客室から眺める外観も美しい。
さすがにあちこち傷んでいて手入れが大変なんだそうですが、この由緒ある日本の建築物を残してほしいと思う。
この辺りは標高1200メートル。道路脇には、紫陽花があちこちで綺麗に咲いています。
ちょっと一息ついたところで、午後から雨だというので、その後は残り二社、宝光社と火之御子社を参拝することにする。この時はカンカン照りでまだ暑い。
神原の裏手にある「神道(かんみち)」という神の道を通って行くとよいと勧められて、またテクテク歩き出しました。
ま~~、戸隠神社の規模の大きいこと。
さらに山を降りるようにして、森の中を歩く歩く。
森の中に、火之御子社。
御祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)で、天照大神が隠れた天岩戸の前で面白おかしく踊って天照大神を誘い出すきっかけをつくったとされる女神。舞楽や芸能、また火防の神とされ、芸能全般のご利益があるということで、芸能関係の参拝者が多いとか。
ここにもすごい杉が一杯。どこもかしこも御神木だらけです。
最後は宝光社に辿り着き、参拝。
無事、戸隠神社五社参拝、致しました。
ここでおみくじを引き(神主さんが奥で引いてくれる)、古いお守りや御札をお返しして、ひとつお守りを買いました。
おみくじは「半吉」(^^ゞ
お守りは、目の前に置いてあったかごの中に少しだけ入っていて、こう書かれていました。
おみな守り
宝光社 御祭神・・・天表春命(あめのうわはるのみこと)
古来より宝光社は女性の守り神として崇められています。
女性の体を守り、病気を癒し、子宝に恵まれるよう祈願してあります。
そして、ここからまた宿まで歩く。
あ〜ひ〜こらへ〜こら、暑いしねぇ〜(*_*)
結構体力ないもんだなぁ〜なんて弱音を吐きながら、大通りから途中また森の中を通って、一旦あずまやで一休み。
神道に戻ったところで、この御神木。
もう一度頭を下げてから、ゆっくり宿まで参りました。
aki
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