アーユルヴェーダ的妊活法③:性行為&まとめ

アーユルヴェーダ妊活法①:夫婦の健康

アーユルヴェーダ妊活法②:強精法

私達が実践した妊活について、少し書いてきました。
その他には、アーユルヴェーダでは、性生活について沢山の素晴らしい教えがあります。
性生活を楽しむことは、食事・睡眠と並んで、堂々と健康と長寿に良いと言われているのです!
ここでは、特に妊活についても重要だと思うことをいくつか書いてみますね。

●性行為の場所

美しく、清潔な寝室・寝具。
落ち着いた、静かな部屋。
お花を飾ったり、良い香りのするリラックスできる部屋。
白い壁やカーテン。(良い魂の赤ちゃんが入るのだそうです^^)

一番落ち着くのは自宅かもしれませんが、美しい環境ということなら、旅行に行って、南国のラグジュアリーなホテルなんかも、良いかもしれませんね〜♡

●性行為の時間

カパの時間を利用するのが望ましい。
夜の20時〜22時
朝の6時〜8時

カパは結合の性質があり、精子と卵子が受精しやすいと言われています。
またカパの時間帯に性行為を行うと、体力の消耗も最小限に出来ますし、夜にすれば、あとは心地よい睡眠が待ってますから、朝よりは夜の方がベターかもしれませんね。

✩リトゥ・カーラ(妊娠可能期):生理開始日から4〜16日目と言われていますが、一般的には排卵日前後2〜3日に性交するように言われています。

●性行為の前後処置

性行為の3日前から禁欲生活をする。
性行為は体力を消耗するので、性行為の前後には滋養のあるもの、自分の体質に合ったものをしっかり摂る。
ただし、夕食が重すぎるのは良くないので、ご注意を。

夫婦ともに性的に魅力を感じていて、惹かれ合って性行為が望めるように、身体を清潔にしたり、ムード作ったりして下さい(笑)
日頃のコミュニケーションこそ、大事よね!

●季節に応じた性行為

春・秋は3日おき
梅雨・台風シーズン・夏は15日おき
冬は気の向くまま

体力や精力の落ちる時期は少なめに、体力・精力の旺盛な冬はいっぱいしていいよってことです(^^)
ご自身の体質や疲労度なども考慮してくださいね。

●精神的・霊的なこと

性行為は、聖なる行為です。
生殖は、生命の強い願いであり、本能で、とても自然なことです。
性行為とは、男女が性欲を感じ、性的興奮が充分高まってから性行為を行い、最高のオーガズムを得る一連の行為で、最高に気持ちのよい幸せな行為です。
夫婦がともに性行為・性生活について前向きであることは、夫婦の幸せにとっても、赤ちゃんの魂にとってもとても大切なことです。
悲哀・不安・心配・恐怖・嫉妬を感じているときの性行為は、肉体的にも精神的にも有害だと言われています。
もし性行為を軽視・蔑視・嫌悪しているとしたら、夫婦でよく話し合ったり、カウンセラーに相談したり(私までどうぞ)、自分自身を見つめ直してみて下さいね。

 

◉終わりに

今、不妊で悩んでいる方が沢山いて、不妊治療も当たり前になってきました。
現実的には、不妊治療も、子作りのための選択の一つだと思いますし、私も場合によってはその選択をしたかもしれません。
不妊治療で赤ちゃんを授かった方も大勢いて、それは大変喜ばしいことですし、決してそれは恥ずかしいことでも、非難されることでもないと思います。
ただ私は、不妊治療の選択はしませんでした。
医師からは、早めの治療を勧められましたし、年齢的にも体質的にも妊娠しずらい状況だったかもしれません。
旦那さんの精子も、再検査の結果、正常形態精子率は、それほど改善はありませんでした。
それでも、私はどうしても自然な力で、聖なる行為を通して、赤ちゃんを授かりたいという気持ちがありました。
私はすべてを投げ出してでも、その自分の正直な気持ちを生きようと思いました。
結果を求めることよりも、今に正直であることの方が、私には大事なことでした。
ヨガ的に考えれば、外側に見える様々な条件というのは、幻想です。
私は神にすべてを委ね、それと同時に、自分(神性)には創造する力があるということを、信じていました。
私はいつも、すべてを受け入れることの中に、至福を感じていました。
いかなるときも、自分自身を信頼し、愛すること。
深刻にならずに、幸せでいること。

“愛は、すべてを超える”

私は人生において大切なことを、学び直していたのでした。

 

ただ、私はずっと信じていました。

“自分達と、赤ちゃんの魂の準備が整ったら、妊娠する”

単純に、そのタイミングだったのかもしれません。

 

とにかく、何が妊娠を呼び込んだのかはわかりません。
どんなに努力しても、夫婦の仲が良くても、妊娠しない時はしません。
なんの努力もなく、夫婦の仲が悪いところほど、妊娠しちゃうことがあります。
こればっかりは、神の采配としか言いようがありません。
皆が、自分の思うように、自分の人生を生きればよいのだと思いますし、本当は何の努力も意図も必要ないのかもしれません。
むしろ「〜しなければならない」という思いこそ、自分をがんじがらめにして、願いが遠のいていくでしょう。
しかしながら、夫婦で力を合わせて、良い妊娠のために心を尽くしてきたことは、大きな意味があるとも思いますし、アーユルヴェーダが目指す人類の健康と幸福の土台であることは間違いありません。

私達が自然に沿っているならば、願いも自然と叶うものです。
そして、自分のハートに従って、「今」を生き生きと幸福に生きることが、自分の内にある無限の可能性を開く鍵のように思います。

 

皆が幻想を超え、真実を掴み取っていくことを祈っています✩

shanti shanti shanti
aki

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