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クリストファー・ノーラン監督によってバットマンは生まれ変わった。
バットマンシリーズは、ただのアメコミのアクション映画じゃなかったのです。
マトリックスに継ぐ（私的には）、世界を震撼させる“善と悪”を描く、壮絶な愛の物語。
つい、これだけの膨大なお金と労力をかけて、一瞬の映像のためにこんなにもエネルギーを浪費して
あらゆるものを破壊をしなければならないのだろうと思ってしまうのですが
ただの中身のないハリウッド映画だったら、げーーっって感じだけれども
きっと破壊の先の希望のために、あらゆる犠牲を払うことを厭わないのだろう。
それは、まるでコインの表と裏、まさに“善と悪”のように。
それは愛と恐れのように。
今、私達が直面している、二元性の世界から、一元性の世界へ突破するために
心臓に核爆弾を植え込んだような映像世界。
ここまでして、クリストファー・ノーランは何を伝えたいのだろうか。
まだまだ全然消化しきれていないし
そのせいか、私の胃腸も不調なのですが(^^ゞ
でも、観てしまったからには、もうちょっと理解し得たいと思う。
鬼才ノーラン監督の頭の中は一体どうなっているのか。
インセプションでも度肝を抜いたけれども
全く、一体何者だろう。
それにしても
バットマン、正直めちゃくちゃカッコイイです（笑
前作「ダークナイト」は痩せすぎちゃってて、なんだか見るに耐えなかったのですが・・
「ライジング」では、見事にまたマッチョになっていました♪
キャット・ウーマンは、大好きなアン・ハサウェイ、見事はまり役っ！
女性から見ても、痺れます。
希望があるから、絶望がある。
「善と悪」とは？
「怖れ」の正体とは？
この世界で、私達は何を思う？
この夏、お勧めの映画です。
aki
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