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毎日寒い日が続いていますね。
大雪地方に比べたら、この辺りは本当に穏やかな気候ですが、それでも冷たい空気が身に沁みますね。
アーユルヴェーダでは、この冬の時期は乾性・冷性のヴァータが増える時期ですので、私達の体内でもヴァータが増加し、ヴァータ性の異常が起きやすくなると言われています。ヴァータの性質とは風のような軽さや冷たさです。
身体は硬くなり循環器官の障害が起きやすく、女性は特に冷え性が悪化したり、高血圧になったり、またヴァータ性の病気である神経痛や関節痛などの痛みが起こりやすくなります。また気管支炎や鼻炎などの風邪症状は、ヴァータ性の異常の結果、カバ異常も加わって起きると言われます。
とにかくこの時期はヴァータの鎮静を心がけます。
そのためには心身の休息と保温と規則性が大事です。
お正月休みに入ると、夜更かししたり、飲み過ぎ食べ過ぎ、食事時間も不規則になりやすく、ますますヴァータが悪化しやすくなりますので、注意が必要ですね(^^)
風の強いこの季節は、火があおられて、消化の火であるアグニが高まっているので、消化の負担にならない程度に油を使った食事を摂るのが望ましいと言われています。
脂っこい食事でも消化しやすい時期なのです。
ですが、食べ過ぎはやはり負担になりますので、適度に摂るのがポイントですね(これが難しいですね^^)
またヴァータをバランスさせる味は、甘味、酸味、塩味です。
寒さが厳しくなってから、甘いモノがおやつにかかせませんが(^^ゞ、アーユルヴェーダ的にも理にかなっているのですよ☆
ですから、甘いココアやハープティがとても美味しく感じられますし、スイーツもほどよく取り入れるのもオススメです。
またお肌の乾燥が気になる方は、ぜひ食事や調理でごま油などの油分を摂り、皮膚の上からもしっかり塗って、内側からも外側からも保湿を心掛けてみてくださいね。
全身にごま油を塗る手当てを「アビヤンガ」と言って、アーユルヴェーダサロンなどで行われていますが、ご自宅で自分でもできます。お風呂の前にオイルを塗ることがオススメですが(特に頭・耳・足)、とりあえず乾燥の気になる部分だけでも、お風呂あがりに保湿をするだけでもいいですね。
それ以外にもヴァータのバランスを摂る方法は色々あります。
こちらを参考にしてみてください。
以下、オススメの簡単にできるヴァータの鎮静法を記しておきます。
ピンと来たら、お試し下さいね(^-^)
☆できるだけ、早寝早起き
ベストな時間は10時就寝、7時起床です!
でも、このお休みの時期は遅くとも12時前には寝て、8時前には起きるといいですね
何より、お疲れの方は
寝たいだけ、寝る(∪。∪)。。。zzzZZ
☆水分をよく摂る
常温のミネラルウォーター、白湯をしばしば。
一日1〜2回 あま〜いカフェラテとかココアとかハーブティなどでティーブレイク♫
3時のおやつは、ヴァータが増える時間帯なのでオススメですよ。
お酒を沢山飲んだ後は、特に沢山の水分や果物を摂りましょう
☆毎食適度に油分のある食事
ヴァータ鎮静には特にごま油が勧められています。
外用には、ごま油でも焙煎していない透明の「太白胡麻油」。
ギーも大変勧められています。
ギーの記事はこちら。
便秘予防にもなりますよ!
この冬の時期は、少々こってりしたものが美味しいですね(^-^)
☆食事の時間をできるだけ規則的にするのは大変勧められています
これは私もなかなか実践できていないのですが、できるだけ3食摂るようにして、特にこれからのお正月の宴会の席では、食べ過ぎないように気をつけたいと思っています
これがお正月は一番むずかしい〜(*_*)
☆よく身体を動かす
ヨガしたり、お好きなスポーツをしたり、せっせとお掃除で身体を動かしたり。
身体が温まりますし、気分もスッキリ!
日頃から筋肉を動かしておくと、代謝もあがります。
でも、時にはめちゃめちゃに羽目をはずしたり、美食や贅沢を楽しむこともいいのだと思います(^O^)
その場を楽しく過ごすことも大切ですよね。
でも、不摂生が続いて体調が優れなくなったり、嫌な気分になることがあると、せっかくの楽しいお休みも憂鬱になったりしますよね。
アーユルヴェーダの知恵を活かして、より健やかに豊かに冬をお過ごしになられますように!
インドの生命科学 アーユルヴェーダ 単行本
上馬場 和夫 (著), 西川 眞知子 (著)
namaste
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