ピッタのバランスをとる


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皆様、こんにちは。
今日も暑いです、夏ですね!
いよいよ【ピッタ】の季節です。
オリンピックも開幕しましたね♪
いかが、日曜日お過ごしでしょうか?
先日もアーユルヴェーダについて少し書きましたが、最近興味を持っている方が多いようで、時々声をかけられます。
まだ日本では馴染みがなくて、単なる美容エステだと思われているようなのですが
アーユルヴェーダは5000年も前からその原型があったのだそうで、ヒポクラテスのギリシア医学や中医学よりも古く、またそれらに影響を与えたとも言われている体系的な世界最古の伝統医学です。
1977年には世界保健機構(WHO)でも予防健康医学として認められています。
アーユルヴェーダは医学なので、もちろん病気に対応した治療法も確立されていて
内科、外科、小児科、耳鼻科、などもあります。
でも、病気になってからアプローチするよりも「病気にならない生き方」をすることの方が大事だと、日常生活の重要性を説き、自分の体質に合った生活をすることで、健康の維持・増進を目指すというのがアーユルヴェーダの特徴です。
体質診断は簡単にここで出来ます→コチラ
でもアーユルヴェーダって、なんか難しそう・・・
そんな風に思っている方もいらっしゃると思いますが
とってもシンプルで簡単にできるアーユルヴェーダ的ライフスタイルについて
少しずつ、このブログでお伝えしていけたらと思っています。
ということで、今日はこの暑い時期に増えやすい【ピッタ】について。
[ピッタ:熱エネルギー]火・水の要素
身体の「熱」を作り出すエネルギーがピッタ。熱にはものを変化させる力がある。
そのため、ピッタのエネルギーは消化や代謝活動の原動力。
食べたものを変化させ、生きていくために必要なパワー。
熱性・鋭性・軽性
変換のエネルギーとして、代謝や消化を制御する
漢方では、気・血にあたる

特にピッタ体質の方は、この暑い時期にバランスを崩しやすい。
また以下の状況では、ピッタさん以外の体質の方でも増えやすいので要注意です。
・夏から初秋にかけて
・暑い日。陽射しが強い日。
・太陽が照りつける時間帯である午前10時~午後2時頃と、夜の10時~2時頃。食後1~2時間。
・働き盛りの成年期~壮年期にかけて
・解決困難な問題に直面した時。ストレスが高まった時。
ピッタが乱れた時の症状は、なんといっても「イライラ」
暑い日に、物事が思うように進まなかったりすると、誰でもイラッとしますよね。
暑いだけでイライラするようなら、あなたはおそらくピッタさんです(笑
ピッタが体内で過剰になると、現れるのが、胃酸過多、胸焼け、口臭、口内炎など。
これが続くと胃がキリキリしたり、軟便気味または下痢になるのもピッタ過剰のサイン。
汗っかき、ニキビ、皮膚炎、目の充血、喉の渇きなんかもそうですし、若ハゲ、若白髪が出ることもあります。
そのため、ピッタ鎮静の鍵は『心身を鎮静・冷却させること』。
不規則な生活や刺激の多い生活はピッタ増大のものなので、ストレスや興奮をできるだけ感じないように工夫します。
身体的エネルギーであれば、しっかり身体を動かして発散させてあげるのはOK.その後でしっかりクーリングします。
なので、運動だったら水泳やヨガがお勧め。
スポーツ観戦は興奮してしまうのでNGなのですが、オリンピックは見たいですよね(笑
テレビにくいつくように観たり、お酒やタバコのやりすぎ、寝不足に気をつけてください(^^♪
競争するようなスポーツやゲームもやりすぎ注意です。
(私の知る限り、ピッタさんはやっぱり水泳やサーフィンなど、水に触れる趣味を好んでいる方が多いです!)
精神的には、完璧主義、リーダーシップもピッタさんの特徴ですが、度が過ぎるとそれもまた「イライラ」や物事を否定的に捉える傾向になってしまいます。
自分の思い込みを手放して、相手の視点から物事を捉え、相手の気持ちに歩み寄るような柔軟性があるとピッタもやわらぎます。
以下、ヨガや日常生活でできるピッタ鎮静法。
●ポーズ:筋力を使うポーズでストレスを発散。アライメントの重視より呼吸を大切に。
     軟らかい動きを取り入れ、月のエネルギーを優勢にするような、やさしい逆転を
     入れる。
     ツイスト、前屈を多く入れる。
●呼吸法:シータリ(冷却呼吸法)、シトウカリ、ナディショダナ、チャンドラベダナ
●アロマ:鎮静・冷却作用、ストレス解消作用のあるもの
     甘いながらも爽やかな香りがオススメ。
     パルマローザ、ベルガモット、レモン、フェンネル、サンダルウッド、ローズウッド
     ラベンダーなど
●食事:甘味をメインに苦味・渋味を摂りいれて、できるだけ熱過ぎない料理、身体を温めない食品。
    (ただし、冷たいものの摂り過ぎは内臓を弱らせるので注意です)
    米、小麦、キャベツ、ブロッコリー、お肉なら鶏肉がオススメ。
    ストレス性の暴飲暴食・間食に注意。(←やりがちなのが、ピッタさんです笑)
    タバコ、アルコールはもちろん、カフェインや炭酸も刺激物なので控えます。
    酸味・塩味・辛味の摂りすぎはピッタ増大。
●カラー:ピッタを鎮めるのは“癒し系”。パステル系の淡いトーンがオススメ。
     逆に、暖色・鮮やかな原色系、キラキラした金銀やアニマル柄はピッタを増やすので
     避けるのがベター。
    (それでもこういうのがやっぱり好きだったりするピッタさん。
     私は違うと思っていたけど、若いころ真っ赤なレザースカートとか履いてたわ^^;)
要は熱、ストレス、興奮がピッタの乱れを招きますので、回復には心身のクールダウン、水分を多く摂ること、刺激を避ける事を心がけると良いですね。
夏野菜が水分が多くて身体を冷やす作用があるのも、それらを摂ることで私達のバランスがとれるという、自然の働き。
川辺や海に行って涼をとる。スイカを食べる。アイスコーヒーを飲む。
自然と増大したピッタを鎮めているわけですね。
でも、今は冷房は効き過ぎで、冷たいものも摂り過ぎで、身体の冷やし過ぎに注意です。
なるべく自然の力で、楽しく夏を乗り切りたいですね。
皆様が、健やかに素敵な夏を過ごされますように✫
ナマステ
aki

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