ナスヤ(経鼻法)

先週末の土日はアーユルヴェーダスクールで、両日とも内容が濃くって、帰宅後はぐったり。。
梅雨のせいか、なんだか疲れやすいと思ったら、夏至に向かって私達の体力や消化力はこの一年の中で一番最低になるんだそう。
そういえば毎年梅雨の時期って、ヨガの生徒さんも一番お休みが多かった。
アーユルヴェーダでは早起きを勧めているので、最近いつもより少し早起きが出来始めていたのだけど、疲れてたら、しっかり睡眠を取ることの方が大事かも。
それと、湿気があるわりに、肌や粘膜もなんだか乾燥しませんか?
鼻粘膜がすごく乾くし、最近ちょっと便秘気味だし、なんでだろうと思ってたら、そう、この夏至に向かう時季って太陽の力が強くて「乾性」が増すから、私達も乾く。多分^^;
ここらへんはまだ講義で習ったのではなくて、教科書を読んで自己学習したことなのですが、せっせと自己観察をしながら、アーユルヴェーダを学ぶ毎日です。

アーユルヴェーダは、この季節や天体の変化に応じて、自然界も私達のドーシャも変化するので、それに合った生活を心がけることで、体調を整えましょうと教えてくれます。
旬のものを摂る、くらいのことはしていても、それ以外は普段と同じようなことをしていたりして、季節やその日の天候や体調にあった生活や食事や運動をすることがすごく大事なのだと、あらためて痛感します。

ここ最近の実習でオイルの使い方を沢山学んだのですが、あらためてオイルの必要性も実感。
アビヤンガは時々してはいるのですが、今日は鼻にも耳にもオイルを入れました。

自宅でのカルナ・プルナ(油の耳浴)は初めてやりました。
頭を横にして、耳の中いっぱいにオイルを入れるのです。
これはちょっと最初はびっくりしたけど、実習でやった時、ものすごくリラックスして、ふわっと身体が軽くなるほど気持よかったのです。
耳はヴァータの座なので、ヴァータが鎮静してリラックスするのですね。
耳周り、頭頂にもオイルを塗り、よくマッサージすると、より効果があります。
今日は疲れているせいか、油が張り付いたようなボワンとしたのがしばらく続いたけれども、肩まで緩む感じがありました。
それと、脳が緩む。
耳の健康というより(それもあるけど)、頭を使いすぎてる人は、脳を休める効果がすごくあるからオススメです。

鼻の方は、仰向けになって、少し首を反らせて、各鼻孔にオイルを二滴ずつ落とします。
その前に鼻の周りをオイルマッサージしてほぐしておきます。
本当なら喉まで到達したオイルと唾液と一緒に吐き出すのだけど、私はやっぱり乾燥しているのか、ほとんど浸透しちゃう感じ^^;
ナスヤまでやらなくても、オイルを鼻腔の粘膜に塗るだけでも乾燥が和らぎますが(これは手軽なのでオススメ!)、しっかり滴下すると頭までスッキリします。
これねーものすごく良い効果が沢山あるのです。
ヨガでは呼吸法をするから鼻腔から頭蓋の浄化が重要なのはもちろん
例えば頭痛や花粉症にもいいし、顔の容貌を美しくする効果もあるんだって♫
でも、カルナ・プルナもナスヤも自己流ではやらないでくださいね^^
最初は専門家に教わってからやることをオススメします。私はすぐ自己流でやっちゃうけどネ。それはよくない。笑
簡単な塗布やマッサージ程度なら、大丈夫なので、WSなどでお話しています。

うちで講義もしてくれているアーユルヴェーダ医師の及川先生のブログに、ナスヤのことが書いてありました!
これは治療編だから、おうちでやるのより大変ですが(すごくイタイそうです涙)、私もやってみたい治療のひとつ。
興味がある方、ぜひ読んでみてください☆

史歩のインド日記。

namaste
aki

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