アーユルヴェーダ・スクールの土曜日はガンドゥーシャ(うがい)、声の健康法、洗顔、眼の健康法の実習などを行い、眼の実習ではこれぞアーユルヴェーダ的な、ちょっと面白びっくりのネートラ・タルパナを行いました。
小麦粉で土手を作り、その中にギーを入れて眼を浸す、という治療法。
眼精疲労、眼の充血、眼の炎症、視力の低下を防ぐ、眼の灼熱感を取り除く、目が美しくなる、などの効果があります。
この日は、このネートラ・タルパナのモデルは2名だけだったのですが、来月の合宿(アーユルヴェーダライフを富士山麓で実践してきます!)では全員体験出来るそうなので、とても楽しみです(^-^)
その他の学生たちは、違う方法で眼の健康法を実践。
面白写真をご紹介(笑)
これは、トラファラ・ギーのピチュ(湿布)。
トリファラは、アーユルヴェーダで大変有益だと言われるもので、三香:アーマラキー、ハリタキー、ビビタキーのこと。
だいぶ話しが専門的になってきましたね^^
じゃーん、こちらは事件です!ってみんなで言いながら、笑ってました(*^_^*)
これ、なんとローズパウダーを水で溶いたもの。
ローズは他でも色々使うのですが、鎮静効果が高く、眼にもよいんです。
これはビダラカ。
トリファラを水で練って、瞼の上に置く。
これはネートラやらなかった学生たちが全員やりました。
このまま10分〜15分くらい休んだでしょうか?
終わった後、全身リラックス、そしてお目目ぱっちり!みんな眼光がキラキラ輝いていました!
ネートラ・タルパナをやったモデルさんの眼光と顔色の輝きと透明感もすごかったけど、このビダラカの効果もかなりあって、私は全身スッキリして実習の疲れがしばし吹っ飛んだのですが、終わった後、全身の脱力感が出てる方もいらしたみたい。
眼の上にトリファラ団子を乗せただけなのに、すごい効果です。
アーユルヴェーダって、意外と効果がすぐ感じられるものも多くて、「すごい!気持ちいい!やったぁ!」ってなれるから、楽しい(笑)
眼ってものすごく大事ですよね。
目は口ほどにものを言う、ということわざがあるように
目は私達の心をそのまま映しだす。
私達の精神の状態が、目に表れるし、私達が見る世界は、私達の精神の表れとも言えるのです。
私達の目は、私達が見たいように見ている。
見たいものだけを、見ている。
そしてまた、目にするものが、心に強く影響している。
目は脳の一部。
アーユルヴェーダの治療は、単純にその部分だけの治療ではない。
私達の心、精神への栄養や浄化のため。
それらによって、私達が真の幸福を得るためなのです。
赤ちゃんの目の、なんと透き通ってて美しいことか。
私達の目も、赤ちゃんほどまでいかなくても、本来はもっと美しいはずですね。
namaste
aki