自分を癒やす=人生をクリエイトする

日曜日は、燕スタジオで『癒やしのロングクラス〜梅雨を健やかに〜』を行いました。
ご参加の皆様、本当にありがとうございました☆

アーユルヴェーダでは、季節や天候に合った生活をすることが健康のために大事だと説いています。
それを「リトゥチャルヤ」と言います。
自然の一部である私達も、自然界と同じように変化しており、それに合わせることが体調・心調を整える秘訣。
ロングクラスでは、この時期の生活や食事のポイントをシェアして、この日出来たてのセサミオイルでちょこっとセルフマッサージ。
オイルの使い方もいくつか簡単に説明しました。

アロマはこの日の天候に応じ、ローズマリー、ジンジャー、スイートマジョラム、スイートオレンジをブレンドして焚いてみました。
スパイシーで爽やかな加温効果がある香りなので、主にカパとヴァータを鎮静させます。

昨日は夏至でしたが、太陽の力が最も強いこの時期、私達の体力・消化力が最低になるとアーユルヴェーダでは説きます。
またこの梅雨の時期、湿気によってもアグニは低下し、アーマが溜まりやすく、持病が悪化したり、古傷が痛み出したり、自分の弱い部分が明るみになることがあるかもしれません。
ドーシャで言えば、最近の天気は非常に変わりやすく、暴風が吹いたり暑い日がやってきたり、ヴァータが乱れやすい。

しとしと雨の日が続くような梅雨はどこにいったのでしょう(笑)
特に夏至の影響で地上は乾きヴァータが蓄積しており、この日は肌寒くもあったので、主にヴァータをバランスさせる内容で行ってみました。

体力のない時期なので、ゆったりとした動きで身体を優しくほぐしながらも力強いポーズでしっかりグラウンディングし、消化力を上げるよう呼吸法に時間をかけ、ツイストで優しく腹部を刺激したり。
胸を開き気道を浄化し、下腿のリンパ・エネルギーの流れを促してカパのバランスをとり、緩やかな動きにすることでピッタのバランスも乱さずに。
ヨガを行うことによって、すべてのドーシャをバランスさせ、自分に無理なく心地よく行うことによって、その方の内なるバランスが取り戻されます。
季節や天気だけでなく、ご自身の体調や体質に応じたヨガをすることも、とても大切なことです。

そして、瞑想によって本当に自分に必要なことを見出し、私達を深く癒してくれるヨガニードラで古い意識パターンを手放し、意図や願い=サンカルパを埋め込みました。
夏至の「陽の力」が、浄化力や意志の力を強め、ヨガニードラをより力強いものにしたことと想像します。

私達の人生は、自分でクリエイトしているものです。
もし、何かうまくいかないことが続いているとしたら、自分では気づいていないのですが、実は自分の意識がそれを選択して繰り返しています。
そうは思えないし思いたくないのだけれどもね。
そして、その自分の意識:古いネガティブなパターンを手放すには、“癒やし”が必要。
誰もが深いレベルで癒されるべきだと、私は思います。

自分自身や、自分の生活習慣を変えることは、簡単ではありません。
変えようと努力して力んだところで、かえってストレスがかかるだけです。
挙句の果てに、変わらない、出来ない自分を責めてみたり、他人を非難したり。
でもそれは、自分をさらに苦しめるだけ。
でもその苦しみを受け止め、その苦しみから学ぶことが出来れば、私達は癒やされる。
今自分に起きていることを、そのまま認めてあげること。
自分の感情を素直に流していくこと。
健やかさや調和を手に入れるためには、自分を癒やして開放すること。
自分を癒やし、愛することで、自然に変わっていく。
変わらなくてもいいものは、変わらないし、変わった方がよいことは、変わっていく。
自分にとって、必要な気づきがあり、必要なことが起こる。
それが、私達の内なる力であり、すでにある創造性。
癒やしは誰かに与えてもらうものではなく、自分の内にあるもの。
そして本当の自分と繋がり、意図を持って生きることはもっともパワフルなこと。
私はそう思っていて、日々実践中(*^^*)

皆様がより健やかに、幸福でありますように。
心を込めて、愛をこめて、ヨガをお伝えしています。

というわけで、今年はアーユルヴェーダの季節の過ごし方「リトゥチャルヤ」を学びつつ
「癒やしのロングクラス」シリーズを、引き続き8月・10月・11月に行います。(詳細はのちほど。)

これまでずっとお世話になった燕スタジオの2階スペースが、なんと今年の12月いっぱいでクローズすることになりました。
(1階同様、2階をダイニングにして継続)
なので、私の燕スタジオでのヨガも、今年いっぱいとなります。
ぜひ、燕スタジオの空間が好きな方も、またお顔を出していただけると嬉しいです。

それでは、どうぞ健やかな梅雨を。
素敵な毎日を!(^-^)!

namaste
aki

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