皆様こんにちは。
今日もちょっと肌寒いですね。
週末はいかがお過ごしでしたか?
先週の金曜日はbe yogaにて、ATT(アドバンス ティーチャートレーニング)の『上級アーユルヴェーダ』の講義を受けてきました。
講師は、サントーシマ香さん。
雑誌などでよく拝見していたのですが、実際にお会いしたのは初めて。
想像通りの素敵な方で、ナチュラルな美しさと気さくなお人柄で
講座の内容もとても実用的で、5時間の講義もあっという間でした!
そして、彼女のアーユルヴェーダとの出会いのお話にもとても共感したのですが
私もご多分にもれず(ヨギーが通る道だと思うのですが)
やっぱりヨガ的な食事を目指してベジタリアンになった時期があって
それによって体調がよくなる部分もあるのですが、活力がなく疲れやすくて
ひどい便秘は治らないし、思うようには体調が改善しない。
特に便秘に関しては、それまで色んなことを試しても治らなかったのが
アーユルヴェーダのやり方で、すっかり治ってしまったのですが
サントーシマ香さんも、当時20歳くらい、サンフランシスコ在住のビーガンで(彼女はもともと卵が食べられないので、10代の頃からベジタリアンだったそう)
ヨガをしていて、中医学やホメオパシーなども大学で学んでいて、一見ヘルシーでロハスな生活をしていたのに、なかなか体調が良くならずにいたところ、アーユルヴェーダを取り入れるようになって、種々の体調不良が改善したんだそう。
様々な経験と知識をお持ちのサントーシマさんのお話はとても興味深くて、共感することが多かったです。
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私は以前、大学病院に務める看護師だったのですが
志して大学に入ったものの、現代医学の薬物まみれや、果てしない延命治療に疑問を持ち
最新の医療現場での充実感や感動がありつつも、どこかで葛藤している自分がいました。
結局、ハードワークと強いストレスの毎日が心身を蝕み、体調を崩してしまったのですが
自分はやっぱり病院に行きたくない(笑
また体調はとても悪いのに検査をしても特に異常がなく
「病名」がつかないまさに東洋医学の「未病」の状態だったので
東洋医学の経絡・指圧マッサージとか、アロマにのめり込み
当時、今ほど言われていなかった“自然治癒力”という言葉こそ、健康の源だと確信して
自分なりに勉強して色々と試したりしていたのですが
東洋医学は学ぼうとすればするほど難解で、一時は漢方治療や食事療法をしていたのですが
結構辛くて、途中で挫折してしまい
アロマもアドバイザーまで資格を取ったところで、その先まで行くモチベーションはなく
沢山の健康に関する本を読んだけれども、どーーにも色んな先生が色んなことを言い
一体どうすれば、自分の健康を取り戻せるのか
「一体なにが真実で、なにが正解なのか」
全くわからなくなってしまった時期がありました。
そんな時だったでしょうか。
当時、ちょっとレアな旅行会社で仕事をしていた妹から借りた一冊の本が
やさしいアーユルヴェーダ―インド式健康法のすべて
上馬場 和夫 / PHP研究所
インドでのアーユルヴェーダツアーを扱っていた旅行会社で
妹も会社のスタッフも、この本にはまっていたんだそう!
そして私も読んでびっくり!
やっと名医に出会えたような、ほっとした感覚と、まさに眼から鱗状態。
それまでの価値観を覆すような理論と納得の効果に、衝撃を受けました。
まず自分の体質を診断したときに、その体質の個性や生じやすい不調などが、ほぼ完全に当たっていたのです。
そして、どんな健康法も、自分の体質に合うものでなければ、無意味だということ。
まずは自分の体質を知ること。そして、それに合った食事やライフスタイルをすること。
また、アーユルヴェーダは、生活・人生を総合した「人間の幸福」を追求する医学
【生命の科学】だということ。
どんなに長生きしたって、健やかで幸せでなければ、それは「健康」とは言えない。
私が延命治療に対して抱いていた葛藤の答えが、ここに記されていたのです。
現代医学のQOL(クオリティライフ)の考えの上の上を行く素晴らしい哲学に、これが5000年以上も前に出来た伝統医学だということに驚かされました。
そして、それまでの様々な疑問が、本当にするすると糸が解けるかのように解けて
今までのやり方ではなぜ改善しなかったのか
なぜ、同じようなことをしても病気になる人とならない人がいるのか
世間で言われている生活の知恵などの根拠などもわかり
すとーんと、色んなことが腑に落ちたのでした。
そして、ヨガに出会い、さらに体調が改善するようになって
ヨガの深遠な哲学と完成された理論に感動し
自然との繋がりをより意識するようになったのですが
私達が「人間も自然の一部」だということを忘れてしまったことが
すべての不調和や苦しみの原因であることを、あらためて理解することができました。
それでも、この本に出会った当初は、まだアーユルヴェーダの理論について理解できないことが多かったのですが、ヨガを続けていく中で、より気づきが深まったからでしょうか。
今は、理論的なこともだいぶ理解できるようになり
あらためて、アーユルヴェーダを学び直そうとしているところです。
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今回の講義では、『食』についてのお話が多かったのですが
今は沢山の情報が氾濫し、よいと言われるものもものすごく沢山あって
私もまだ「マクロビオティック」「ローフード」「ナチュラルハイジーン」などのメソッドも参考に、自分に合うやり方とは何かを模索中です。
だから、必ずしもアーユルヴェーダのやり方が最善ではないこともあるとも思う。
昔ながらのインド的な方法論が、現代の日本に通用しないこともあるとも思います。
それでもなお、宇宙的な広く大きな視点から構築されているアーユルヴェーダの方法は、世界共通のメソッドであることも確かで
リシ達の瞑想によって得た神の声を記したというアーユルヴェーダは、私達の中にある叡智だと思うことも多々あります。
“私達の中に神がいて、私達の中に真実がある”
いつも立ち返るのは、自分自身。
自分の内側にこそ、必要な情報があるのだと感じます。
今、社会に氾濫するものすごい情報の渦に飲み込まれてしまいそうになれるけれども、
そこから自分を切り離し、静かに座ることこそ、最高の知恵を得る手段だとあらためて思う。
私にも、まだまだわからないことがた~くさんあるけれど
とても実用的でやさしいメソッドがいっぱいのアーユルヴェーダを
皆様にも少しでもお伝えしていけたらと思っています。
それでは、また新しい一週間が始まりましたね。
G.Wに向けて、お仕事も大詰めかしら?(^^)
皆様も、よい一週間をお過ごしください。
ナマステ
aki
あきさんオススメ本買いました~さっそく読んでみます。なんともいえず不調だけど・・・で未病ってよくわかります。
あやさん、ありがとうございます!体調いかがですか?
私もあやさんお勧めの服部美玲さんの本、あれから検索してみましたよ^^残念ながら図書館にはなかったのですが。。
未病の状態ってなんとも歯がゆいのですよね。。
ぜひ本を参考になさってみてください♪
何かあればご相談くだされ(^^)