皆様、こんにちは。
今日は久しぶりに雨が降りましたが、毎日暑いですね!
蝉の音が響いています。
良い夏、過ごしていますか?(^-^)
週末。
私はここ相模原市の“藤野”というところで開催された、今年で9回目という芸術祭
“ひかり祭り”に行ってきました。
ひかり祭りとは
廃校に希望のひかりを灯す芸術祭。照明や映像作家、音楽家、パフォーマー、舞踏家、ダンサー、大道芸人、絵描き、立体作家、造形作家、インスタレーション作家、その他形容できない新しい試みを行なうアーティストなど、全国から表現者が集結する祭典です。ソーラーエネルギーやバイオディーゼルなどを駆使して環境への負荷を最小限にする試みや、環境問題を考えるトークライブ、豊かな精神性を培うためのワークショップなどを行ない、子どもからお年寄りまで楽しめる、世代や趣向の垣根を越えた集いの在り方を研究してきました。主催はアーティストのアトリエや作業場として校舎を使用している牧郷ラボ。大勢の地元の方々が開催に携わり、出店協力をするユニークな地域活性イベントとして、廃校になった 2003 年から開催され、今年で第9回を迎えます。
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車の運転は2・3年ぶりだという、ちょっと緊張気味の旦那さん。
彼の実家から車を借りて、二人の初ドライブ&初旅行です!
3日、ゴーヤの佃煮を作り、おにぎりを沢山握って、水筒に麦茶を入れ、冷たく凍らしたマンゴーとブルーベリーはタッパーに入れて、着替えと温泉用のタオルも車に積んで、いざお昼に出発。
ぶぃ~んとジーノを走らせ、2時半ぐらいに、前日に予約が取れた民宿に到着。
ちょっと怪しい(笑)、小さな民宿さん。
その側の湖畔で、のどかにランチして、少しお宿で昼寝してから温泉に行きました。
ふじの温泉 東尾垂の湯
そして、ひかり祭りへ。
3日は前夜祭。
人もそんなに多くなくて、私達も初めての参加だったので、キョロキョロしながらどんなもんかなぁと、まだ準備途中の露店やイベントブースを見て周る。
さすがに、沢山のアーティスト達の協演。
センスを感じさせる、あちこちのデコレーションやオブジェなど、イベントも興味深いものばかり。
あちこちのアートな光が、ホント綺麗。
そして、ステージからは、思わず「いい音!!」と、叫んで踊りたくなるような(踊りましたケド。笑)ライブ・パフォーマンス満載。
露店からはカレーのいい匂い。ベジタブルカレーが、絶品でした!!
※お店のパンフレットを下さったのですが、藤野の“Cafe Restaurant shu”というお店でした。すごくいい雰囲気なので、今度は実際のお店にも行ってみます♪
4日は、民宿で軽く朝食を摂ってから、相模湖公園でのほほんとして、再びお祭りへ。
この日が本番。
小さな教室で開かれたトークイベントと映画が面白くて素晴らしくて、魂震えました。
●中山陽太さんのトークイベント 「これからの生き方~人と土と地球の共存~」
中山陽太
1980年生、名古屋出身。高卒後、徒歩で全都道府県を野宿旅。自然やたくさんの人から多くを学ぶ。 現在、神奈川県葉山町に暮らし、古材・古建具・古道具を扱う桜花園に勤務しながら、 町内外での環境・市民活動に参加。『地元地域』と『外で起こっている事』の両輪に取り組む。 足土農園主宰
●ドキュメンタリー映画 『In Transition 2.0』の上映。
●里山では、色んな立場の大人達が、これからのエネルギー問題について話し合うトークセッション。
ちょうどここ最近、原発のことや、これからの持続可能な社会について旦那さんともよく話していたのですが
私達が、これから何をどうしていくべきかということのヒントが盛りだくさん!!!
今、一番知りたかったことを、差し出して頂いた感じ。
しかも、藤野って、めっちゃスゴイ場所じゃーーーーーーんっ。
藤野電力っていうのを持っています。(自然や里山の資源を見直し、自立分散型の自然エネルギーを地域で取り組む活動)
このイベントも、100%自然エネルギーでまかなっているというのが驚き。
やればできるんですね。
ライブアーティスト達もめっちゃ熱くて、原発のことも、震災のことも、メロディに歌詞にいい感じにのせちゃう。
その思いがひしひしと伝わる。
なかでも、大阪のパンクなお姉さんがボーカルの、“Cyclub☆&梶原徹也(ex.BLUE HEARTS)”がすごく良くて、久しぶりに音楽と一体となる。あ~気持ちいい!
やっぱり生は最高だね。
ちょっと興奮しちゃって、ライブのあとは一人で思いっきりヨガで踊っちゃった(^^ゞ
以下、トランジション・ジャパンHP/ブログより転載。
《トランジション・タウンとは?》
トランジション・タウンとは、ピークオイルと気候変動という危機を受け、市民の創意と工夫、および地域の資源を最大限に活用しながら脱石油型社会へ移行していくための草の根運動です。
パーマカルチャーおよび自然建築の講師をしていたイギリス人のロブ・ホプキンスが、2005年秋、イギリス南部デボン州の小さな町トットネスで立ち上げ、3年足らずの間にイギリス全土はもちろんのこと、欧州各国、北南米、オセアニア、そして日本と世界中に広がっています。
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(以下はサティシュさんのお話の大意です)
トランジション運動とは、人々を力づけること。
これまで、政府やビジネス業界が何とかしてくれるだろうと、
人々は待ちの姿勢だった。
しかし、自分の肩に責任を担うことが、トランジション運動である。
20世紀末までの2世紀の間は、物質主義の時代だった。
21世紀はバランスを求める時代である。
精神的な目覚めの時代である。
これまでの環境運動は、
温暖化や災害に対する恐れを原動力にしてきたが、
愛を原動力にすべきである。
自然を愛し、人間を愛し、土地を愛し、動物を愛する・・・
恐れに捕らわれないで、満足を得ていく。
そこから、この世界を再デザインしようという意欲が生まれ
物質主義的な世界観から精神主義的な世界観への
移行(トランジション)がはじまる。
地球はすばらしいホストである。
太陽、空気、雨、食料という贈り物を与えてくれる。
だから我々は良いゲストにならなければならない。
旅行者ではなく、巡礼者になるべきだ。
旅行者は自分だけの快適さを求めるが、
巡礼者にとっては、全ての場所が聖なる場所となる。
命も地球も聖なるものとして、感謝する。
恐れや疑いを克服して、楽観的で肯定的な思考を身につけることだ。
以前アメリカでは、黒人に投票権がなかった。
それが今では、黒人の大統領が誕生した。
変化は可能である。
自分が変化をもたらすことができる。
「自分がその変化に参加することができる」
と人々を元気付けるのが、トランジション運動である。
自然の中でのんびりしようと思ってたら
里山で思わぬ宝箱を掘り起こしちゃったような感じ(^^)
でも、藤野“ひかり祭り”に、ピンっと来たときに、何かあるような気がしてたワ(笑
うまく噛み砕いて消化しながら、動いてみたいと思います。
ナマステ
aki