ハタイクリニック アーユルヴェーダ医師の診察

今週月曜日、祐天寺にある統合医療・アーユルヴェーダクリニックのハタイクリニックに行ってきました。

ここはHPにもあるように統合医療25年という実績で、私も大学病院を辞めて統合医療に携わりたいと思った10年前から興味を持っていたクリニックで、ようやく機が熟したのか(笑)、やっと受診することが出来ました(*^^*)
わりとこじんまりとしたアットホームな雰囲気のクリニックです。

アーユルヴェーダ医師の小峰先生の診察。
まず最初に現病歴・症状・ライフスタイルを丁寧に細かく問診する。
これだけで30分以上かかっちゃったし、色々話しているうちに、あっという間に1時間くらい経っていたと思います。
話しているうちに思い出しましたが、私結構いろいろと問題が多かったのですよね(^^ゞ
この細かく問診するということも、アーユルヴェーダの特徴ですね。
さらに視診、脈診、舌診なども行うことによって、アーユルヴェーダ医師は総合的に体質や現在のドーシャの乱れを判断します。
洗いざらい話し終わった後、脈診。
数秒触れただけで、私のヴァータの乱れを指摘。
「不整脈、あるよね?」と。
ガーーーン(-_-;)
自分ではかなりよくなっていたと思っていたのに、、、(汗)
私はやっぱり自分の体調を過信していましたね。
道理でまだ疲れやすいわけだ。
不整脈に効く飲み物を勧められ、慌ててメモをする。
「医師の中には、体質診断シートを重視している方もいますが、僕はあまり信用しません。体質診断や分類なんて、そう簡単に分かるものでもない。」
と仰り、なかなか私の体質についてもはっきりと言ってくれません^^;
でも、最後の方にやっと小さい声で、私の体質はピッタがメインのピッタ・ヴァータか、ヴァータ・ピッタ体質(でも僕もはっきりワカラナイよ〜的な・笑)、現在ヴァータの乱れが特に激しい、アーマ(毒素)がかなり溜まっている状態だというようなことを言い、今必要な治療法などを教えて下さいました。
勧められたのは、パンチャカルマと、いくつかの生薬と、ヴァータ・ピッタを鎮静するライフスタイルと、もちろんヨガ・瞑想。
実は、私は問診票では多くがヴァータ・カパ体質だったので(いくつかの問診票を試しているので、ピッタがカパより優勢に出ることもあったけれども)、自分ではその体質だと思い込んでいました。
もちろん、熟練したアーユルヴェーダ医師の脈診による診断が一番正確で、問診票だけでは正確な診断は出来ないのは知っていたのですが、自分の自覚的にもかなりカパが優勢だと思っていたので、まさかピッタが優勢とは驚きました。
(ちなみに、アーユルヴェーダ医師によっても診断が異なることもあり、科学的なデータを分析する現代医学と違って、正真正銘の正確な診断というのはどこにもありません。)
さらにヴァータは明らかに多いと思っていたのですが、ヴァータが強いのは後天的な乱れによるのかもしれないとも言われ、オーマイガッ(゚д゚)!(笑)
いやいやでも体質的にもヴァータも多いとやっぱり私は思う。(自分の感覚も大事)
でも自分の幼少の頃や家族の体質、自分の現在の主症状などを診れば、ピッタが優勢であることは至極納得がいく・・・。
そして現在自分に何が起きているのか、ちゃんと説明がつきます。
つまり病気の原因がわかる、ということ。これがアーユルヴェーダの真骨頂。
またまた目から鱗がボロボロと落ちる思いでした。
小峰医師の言うように、個人の体質を分類したり把握することの難しさをあらためて痛感しました。
それは、いかに私達が多様性を持った個人であるということや、また曇りない目でありのままに自分を観ることの難しさでもあり、また自分を正確に観ることの積み重ねや習慣(練習)こそが、アーユルヴェーダであることを実感。
また食事に関しても、とても良いアドバイスをもらいました。
つまり食べ物のドーシャも判断が難しいということ。
だから、あれはダメこれはイイではなく、バランスよく食べ、そして自分のドーシャの乱れが明らかにわかっているときには、味覚のところで調整するくらいで良い、とのことでした。
それよりも、アーユルヴェーダで大事にしていることは(私もこっちがお伝えしたいことなのですが)、自分の消化力に合った、消化の良い物を食べること、よく味わってゆっくり(適度な速度)集中して食べること、などなど、色々あります(*^^*)
また、妊活についてはアドバイスをもらう時間がなく「あとでメールします」と仰ってくれましたが、まだメールは来ず・・(笑)
最後に西脇院長の診察も受け
「あ〜看護師さんだったの。夜勤あったの。そう大変だったねぇ〜。」
「霊感強い人はもらいやすいからね〜。病気になる人多いよね〜。あんまり優しくしすぎちゃダメだよ〜。」とか言われ(笑)
せっかくだからもっとちゃんとアーユルヴェーダを学んだらと、アーユルヴェーダ・スクールを勧められ、その気になっております(^-^)
ここまで約1時間半くらい。
(看護師さんから、何度も押せ押せのサイン。笑 その気持ち、よくわかるなぁ〜^^)
この後、治療へ。

蔡藍迪
namaste
aki

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5 Replies to “ハタイクリニック アーユルヴェーダ医師の診察”

  1. 茜サーーーー−ん!!コメントありがとうございます!!!
    全く共感です。
    私も牛乳については色々考えるところです。
    今自然に作られている牛乳なんて探すのも買うのも大変ですし、その辺りどう解釈するか悩むところなのですが、アーユルヴェーダの講座を受けていると、先生たちはそれでも牛乳やギーの効用の高さを強調されていますね。
    でもインドから輸入しなければならないものなどは私は興味がなく、やっぱり日本で普通に手に入るものや和食・粗食が一番だとも思うところ。

    すごくわかりやすいので、蓮村先生の本を何冊か読み、色々勉強しています。
    でも私も蓮村先生のところは診察代が高いなぁ〜と思って、ハタイクリニックに決定(笑)
    それでも蓮村先生はどう診断するのかとか、どうアドバイスされるのかとか、興味はあり、、。いつかお会いしたいと思うほど^^
    また報告しますねー!!

    aki

  2. はじめまして!
    アーユルヴェーダについて調べていてこちらのブログにたどりつきました。
    昨日、蓮村先生の体質チェック外来を受けてきました。
    ブログを読んで、はっきりわからないと言う説を聞いて驚きました。
    蓮村先生は簡単な問診票は提出してますが、いきなり脈診で体質とその割合みたいなものをお話されました。時間は15分です。
    私はヴァータオンリーと思っていたのですが、結果はヴァータが多く、カパも普通にあるヴァータ、カパとのことでした。
    性格に照らし合わせると、改めて納得でした。
    気になる症状があるので治療したいところですが、庶民にはなかなか‥ということで乱れを整えるための注意点の指摘を受けたので、それで様子をみようと思ってます。

    ブログまだしっかり見てないのですが、とても興味深く拝見したのでまた寄らせて頂きます。突然の訪問失礼しました。

  3. ちびちょさん、はじめまして☆コメントありがとうございます。
    蓮村先生の診察を受けてきたんですね^^熟練した医師は脈診でかなり正確に診断出来るので、さすが蓮村先生ですね。
    体質診断シートはある程度自分の体質を知る手段にはなりますが、なかなか実際のところは難しいですよね。
    保険診療ではないので治療費がバカ高いから(笑)、まずは自分の生活を見直すことをしてみるのがベストですよね。
    どうぞご自愛下さいませ。
    ぜひまたシェアして下さいね(▰˘◡˘▰)

  4. はじめまして。
    私も看護師&アーユルヴェーダ大好きで共感するばかりです。
    ハタイクリニック、いいですよね!
    私はどっぷりはまってます(笑)
    これからもアーユルヴェーダについてのブログ、楽しみにしています(*^^*)

  5. てるみさん、はじめまして!コメントありがとうございます(^O^)看護師さんなんですね!嬉しいです☆
    私もますますはまってきていますので(笑)またアップ致しますね〜♫
    どうぞよろしくお願い致します^^

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