狂った世界

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2050年、人類はみな草食に？！
最近、本当にお肉が食べれなくなってきた。
身体が全く欲しないのだ。
もともと、肉・魚類は頻繁には食べない食生活だけれども、外食すれば当たり前に頂いているし
普通の飲食店では、野菜だけのメニューは、非常に少ないし
外でまともなものを食べようとしたら、オーガニック、ベジ、マクロビ系列のレストランやカフェに行くしかないのが現状で、そもそもそういったお店自体、まだまだ非常に少ない。
以前は大好きでよく食べていた乳製品も、病気をしたのをきっかけに減らしたのだが
最初は、結構辛くて食べたくなっていたけれども、今はあんまり欲しない。
なんと、毎日の日課だったコーヒーさえも、ここしばらく、飲むと頭痛がするようになり
一日一杯飲むか飲まないか程度になっていたところ
先日の高木さんの講演会を聞いて、
「そうか、コーヒーはやめよう。」と、思った。
コーヒーは、発展途上国の人達を犠牲にしているということを、聞いたことがあったかもしれない。
でも、私はそれについて、ほとんど意識していなかった。
コーヒーのために、沢山の森林が壊されているということを、私は想像できなかった。
フェアトレードのものやオーガニックのものを選んで、良い事をしているつもりになっていた。
コーヒーは日本では採れないものだ。
ああ、今までどうしてそのことを無視してきたのだろう。
放射能の問題があるにしても、なるべく国産のものを選ぶようにしているが
本当に安全なものを選ぶには、外国産のものの方がよいかもしれない。
一瞬、そんな思いが湧き上がるが、それでもやっぱり私は自分の住んでいる土地に近いものを選んでいる。
基本は【地産地消】
そこから外れたら、全てが狂っていく。。
そして、今までとどまることを知らなかった、このグローバリゼーションの拡がりは、全世界を狂わせていく。。
そして、おおよそだいぶ前から言われていることだけれども
これからは水資源の戦争が起きるかもしれないと。
これまでは、私もまだピンと来なかったけれども、いよいよこれだけ環境破壊が起きている今
まったくもって現実味を帯びてきた。
だが、もう、“資源”を奪い合う時代ではなく、
ひとりひとりの意識を変えていく、時代の変革は個人に関わっている、と思う。
そして、私達は、実に多くの水の無駄遣いをしている。
森林も壊している。
前々から言われていることだが、一秒間に、何人の人が飢餓で亡くなり、何種の自然が絶滅しているころだろう。
恐ろしくて、耳を塞ぎたい数だ。
でも、それが事実だということも、もうごまかしがきかない。
いよいよ、もう限界なのだ。
今の日本は狂っている。
今の日本のシステムは、ほとんど全部狂っている。
それは、やっぱり明らかだと思う。
私の敬愛する村上春樹さんは、一貫してずっと「システムの暴力」を描いてきた。
その意味が、ようやく今になって、よくわかる。
気づいている人は、もうずっと前から気づいていたんだ。
狂った世界に慣れた私達は、それが『当たり前』になって、なかなか気が付かない。
だから、魂は叫ぶ！
何かがおかしい！何かが違う！
苦しい！生きづらい！死にたい！
それが、欝の原因であり、精神疾患の原因であると、私は思う。
だから、私は『鬱病』というのは
私達の命を守るための、心の叫びなのだと思う。
まともな人こそ、鬱になる。
こんな狂った世界で、鬱にならない方がおかしい。
私は、ずっとそう思ってきた。
欝は、心が弱いからなんじゃない。
だが、お金のために働きまくる日本人は、自分が自分のことを犠牲にして、病気になって、死に向かっていることに気が付かない人が大半だ。
今日本で、世界で起きている異常気象、原発問題、食料・食品問題、領土問題、紛争、犯罪、いじめ、自殺、病気、企業の倒産、ぜーんぶ、もう私達が限界であることを、物語っている。
それでも。
私は、人間を否定しない。誰も非難しない。
私達もまた、自然界の貴重な資源だ。
ただ、どういうわけか、私達には、他の生物とは比較にならないほど脳が発達し、また複雑な精神というものを合わせ持っている。
私達は、選ばれた種なのだと、私は思っている。
だからこそ、私達は、この地球の管理人として、思い描く世界を創造することができる。
そして、この世界で起きていることは、全て自分の世界だと思っている。
だから、私自身が狂っていたということだ。
だから、私はずっとヨガを通して、自分自身の浄化に努めてきた。
そして、これからも、自分自身を変えていくだけだとも思う。
ヨガを通して内的な浄化と創造をし
そして、日々の生活を通して外的な浄化と創造をしていく。
それは、毎日のことだ。
家の掃除をして、料理をして、食べて、片付けをして、排泄をして、仕事をして、休息をとり、物を売り、物を買い、気分転換をして、セックスをして、子育てをする、というようなことだ。
その人間の営みを、これからは一人ひとりが、もっと美しいものに、自然なものに、変えていくことになるだろう。
ひとつひとつ。
本当に豊かな生き方を、選択していこうと思っている。
ナマステ
aki

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