フレンチやイタリアンが多い軽井沢界隈。
この2日ほどご馳走が続いていたので、Lunchはさっぱりとしたものいいな〜と、またポカンとしながら歩いていると、何やら素敵なRestaurantを発見!
お上品で確かな店構えから、コース料理になっちゃうかな〜と思ったら、やっぱりそうで、鮎料理のコースが今時期の売りなのだそうですが、私達のお腹の具合をお話すると、ベトナム料理のモーニングでも良いですよと仰って下さり、それを頂くことになりました。
日本料理&ベトナム料理 追星
GWは予約でいっぱいだったらしい人気のお店のようですが、この時なんとまた貸切状態(笑)
木立の中に美しい日本庭園、目の前にいけすがあって、爽やかな風を感じるテラスでのおランチ。
ちょうどその時のお疲れ気味な胃腸にぴったりの、とってもヘルシーな滋味あふれる薬膳料理を、心ゆくまで満喫してきたのでした(^^)
モーニングといえど、前菜あり、新鮮な生春巻きあり、ターメリックが腸に沁みる優しいお味のミークワン、最後はデザート小豆とタピオカのチェーまで。
店長さん(多分オーナー)が、僕はミークワンが大好きなんですよって。
ミークワンを食べると身体が元気になるって。ベトナム行くと、必ず食べるって。
フォーは食べたことがあったけど、ミークワンなるものは私は初めてで、ベトナムでも地域によって麺の種類や細さとかが違うのだそう。
しかもツボだったのが、ターメリックが入っていたこと!
ターメリックはアーユルヴェーダでもよく使われるスパイスの一つで、まさに消化器系、解毒に効く最高のスパイス。
ここでも、今一番欲しいものに出会えちゃったような感動☆
それにしても、どれも胃にも心にも優しい味だったなぁ〜(^-^)
それから素敵な急須に入ったお茶がとても美味しかったので、お会計のときに伺うと、ここのオリジナルの薬草茶とのこと。
八ヶ岳で採れた薬草だそうで、絶妙なブレンドのためか、ほんのり甘くてなかなかない味わいだったので、お土産に購入^^
ピワ、マツ、アワダチソウ、イチジク、ゲンノショウコ、マコモ、カキドオシ、カキ、ヨモギ、ドクダミ、クマザサ、クワ、ウコン、スギナが入っている。
最強な健康体になれそうです(笑)
旅も締めくくり、旦那さんと「今回の旅は何が印象に残ったぁ〜?」と毎度振り返ったりするのですが
今回の旅はものすごく開放感があって、特にどこがってことでもなくて、旅の終わりに受け取ったものが
“もっと自分を表現していいんだよ”というメッセージ。
まだ、自分の中に「自分を出すことの怖れ」がある。
自分らしく生きたいし、そう生きてると思う反面
心の奥の奥のほうで、それが怖い、という感覚。
本当の自分って、何の肩書もない、何も求めない、何もない裸の自分。
でも私は、その自分がどんなに力強いかを知っているし、どんなに美しいかを知ってる。
でもその本当の自分でいると、世間から、社会から、人から、仲間から、愛してる人から、見放されるんじゃないかって思う、古い心の癖がまだある。
でも(でもばっかり。笑)、大丈夫。
旅はいつも、裸の自分でいることがどんなことか、教えてくれる。
純粋な楽しさ、喜び、好き、感動が、自分のどこにあるのかを教えてくれる。
だから、またひとつ、自分になれたような、そんな感じ。
今年は、自分の中が、どんどん軽くなっていく。
そんな感じがしています。
私の目に映る光景が美しくあるということは
私の内側もまたクリアになっているのだと思います。
そして今、日常の中のひとこまにも
美しさや静けさを見つけることが出来る。
だからもう、何かを求めてはいなくて
ただそこにある純粋さや、そこにあるそのままの自分を、私は大切にしたい。
そう、また強く思いました。
namaste
aki