ヴィレッジ サイクリング ジャーニー 


Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/iamtio/readyoursign.com/public_html/akiyoga/blog/wp-content/plugins/post-plugin-library/common_functions.php on line 174

私一人なら、毎日なんにもしなくても、こんな美しい環境の中で一日中ぼーーっと過ごせるのですが、今回は一応(笑)ハネムーン。
8日は私はまだ気分が悪くて、スパしたり、ジャグジーやハーブのスチームサウナ入ったりしてホテルでのんびり過ごしたのだけど(あんまりどこも豪華なので、旦那さんは王様気分だと驚いてます)、今回は旦那さんと一緒にバリを楽しもうと、9日はホテルの有料アクティビティに参加しました。(無料のアクティビティは去年ほとんど参加してしまったので!)
ヴィレッジ サイクリング ジャーニーとタイトルされたアクティビティで、ホテル近隣の村々をマウンテンバイクで巡回し、村人たちの素朴なライフスタイルを紹介してもらいます。お寺での儀式の様式や、バリの伝統的な家屋の造り、それぞれ家族単位で行われている木彫りや石像作りの様子、ウブドで一番古いタロ村の寺院を見学したり、儀式に使う神聖な白牛さんたちの住処へ行ったり、いくつかの村々を廻りながらしめて20キロぐらいの行程を走り抜きました。




下りの坂道の場所が多く、バイク並みにスピードが出るので、素朴な田園風景や村の様子を横目に、ものすごーーーく爽快なドライブで、最後は田園風景に囲まれた小さな小屋の中でサンドイッチとフルーツのランチを頂く、という。ウブド村大満喫の旅になりました。

バリ島はライステラス(日本でいう棚田)が美しい場所もところどころにありますが、普通に広々とした田園風景は本当に美しくのどかで、あぜ道を歩いたときに子供の頃はまだこんな風景の中でオタマジャクシをすくったり、カエルを捕まえたりしたなあって懐かしく思い出しました。
灌漑水路のキラキラとした輝きとか、アヒルの親子がたーーくさんへこへこ歩いていたりして!
未だにほとんどが手作業で農作業を行っているインドネシアの人たち。トラクターを買ったり使ったりするとお金がかかるので、人がやるんだと言う。
車はお金持ちが乗るもの。だから多くの人がバイクを使って移動している。
家の中でも電化製品は全くみあたらない。
薪でかまどで火をおこして、鍋をわかしている。
庭には小さな畑があり、側にある大きなヤシの木やなんとかという木からお酒をとったり、砂糖を作ったりする。
果物はあちこちにふんだんにある。
猫や犬にやられないように、少し高いところに残り物をそのまま保存している。
各家には立派な家寺があり、毎日お供えをしているし、お祭りや儀式用の道具が家のあちこちに置いていあり、祭り・儀式が生活の中心となっている様子が伺える。
私達観光客がドタバタと家の中に侵入しても、全然気にしない様子でいるけれども、本当はどんな風に感じているのだろう。
バリの人たちは観光客にものすごく愛想がいいけど、こんな風に生活の中に入られるのは、本当は迷惑かもしれない。
それでも彼らの笑顔はとても純粋で、なんだかすべてを淡々とそんなことも受け入れているようなおおらかさを感じてしまう。
ここバリの村人達の生活はここ数十年、ずーーっと変わらずこんな風にしているんだろう。
もちろん観光化が進むにつれて、道路やインフラがまともになってきたり、色んなお店ができたり、街並や村並みも変わったり、学生さん達は観光業や経営学とかも学んで忙しく勉強したり仕事したりする人たちも増えてきているみたいだけど、でも大まかに見ても私が初めて来た10年前と、そう大きくは変わっていない気がする。
日本がここ10年で変化したスピートたるや、まるで電光石火のごとく。
どうしてこんなにも違うんだろうって最初はわからなかったけど、今は少しだけど、なんとなく、わかるような気がします。


aki

関連記事:

    None Found

コメントを残す