竹富島から戻り、港で紅芋&バニラのミックスソフトを食べ(蒸し暑い中よく歩いたからね〜)、タクシーで今夜のホテルに向かう。
ビーチホテルサンシャイン
ホテルに帰ったら結構疲れていたみたいで、少し寝てしまいました。
その眠りはとても重くてそのままずっと眠っていたいほどだったのですが、ここのホテルの気持ち良い展望浴場のお陰で気分は爽快、気分も一新して海の見えるレストランでdinner♫
この日の夕御飯は石垣島の地ビールに、沖縄の地元料理を単品でオーダーしていくつか食べましたが、ゴーヤチャンプルーも豆腐ようもグルクン(タカサゴ)の唐揚げも、とっても美味しくて満足でした☆
そして、この後悲劇が・・・・(*_*;
というもの、旦那さんと口論になってしまい、気分が優れないまま夜は更け、パノラマの海を目の前に色々話しあったのですが、全然出口は見えないままで、この日中秋の名月のはずが雲に覆われた空に月は全く見えず、なにやら不穏な雰囲気のまま翌日まで持ち越してしまいました。
それは、私達にとってそれぞれが気づくべき問題にぶち当たったということで、それをお互いに認識してはいたのですが、とても辛い時間でした。
私の心はなかなか状況を冷静に受け止められずに、相手に言われたことに納得出来ずいつまでも引きずって、楽しみにしていた旅の後半がこのような形になってしまったことに対して、やり切れないような怒りとも悲しみとも表せないような複雑な気持ちがこみ上げて、自分からエネルギーがどんどん奪われて力が入らずに、心の中に暗雲が重く立ち込めていました。
相手を思いやり温かい言葉をかけてあげたいと思っていても、それを行動にうつすのにとてもエネルギーが足りないような感じで、その自分の心の動向を見守るのが精一杯で、どうにか気持ちを切り替えようとしても、二人の関係はなかなか思うようにならずに、旅の間は修復できませんでした。
帰りの最初のフライトが揺れたせいで気分が悪くなり、ますます私は自分から話をしたり、思いやりを示すことができずに、最後に気分が少しだけ回復したリムジンバスの中で、このままでいいのか、それとも愛を示すのかと自分に問いかけ、力を振り絞り彼の手を握り微笑んでみました。
彼は優しく手を握り返して、微笑んでくれました。
私は、ようやく自分の心の雲を少し振り払うことができて、かすかに安堵しました。
それでもまだすっきりしない変な感じだったのですが、帰宅したら家が清潔で、植木も元気でホッとしたところ、不思議とすっかり気分がよくなり、いつもの二人に戻ったような感じでした。そして私の中にこびりついていたエゴがまたひとつごそっととれたような、疲労感と爽快感がそのあと静かに訪れました。
できたら旅の間、ずっと楽しく過ごせればよかったかもしれないけれども、でもやっぱり今回の旅は、この悲劇も喜劇も含めて、All OK。
旅って良いことも悪いことも両方あるから、思い出深かったりしますよね。
さらに旅は日常のパターンが崩れるから、潜在意識のものが露呈しやすいのかもしれないです。
だからか私は旅の始めのフライトの間中、ずっと過去の記憶が蘇っては、その時の感情やその時開放すべきだった感情を呼び覚ましていました。
そして、今回二度目の石垣島だったのですが、一回目に滞在したマリンパレスの前を何度も通ったり、街の景色や想い出深いcafeに再会し、感慨深かったです。
何しろ、その時はなんのプランもなく3週間も石垣島にいて、私は軽いうつ状態でした。
色んな気付きがあったその旅は、私にとってターニングポイント的な旅だった気がします。
今回も、新たなターニングポイントなのかもしれません(^-^)
そして、帰宅して感じたことは、旅の前よりグランディングしている自分がいたこと。
自宅の景色がより明るく見え、街の地面を歩くその足が力強くなっていました。
「地に足を着けよう」
「しっかり日常を生きよう」
なんだか、旅をする度に言ってる気がしますが(^^ゞ
旅とはいつも、自分の深いところに降り立つ作業なのかもしれません。
石垣島、八重山の神々に感謝して。
namaste
aki