昨年からアーユルヴェーダの講座に通い始め、そこでスパイスの効能の高さと美味しさに目覚め、少しずつ取り入れるようになってきました。
アーユルヴェーダでは健康において消化力(アグニ)を非常に重視しているのですが、スパイスはどれもそのアグニを高め、つまり食欲を増進させ、食物をしっかり消化させることによってオージャス(免疫力・生命力)を高めてくれるので、スパイスを適宜使うことも勧めています。
私は一時期かなりアグニが弱っていたのですが、スパイスを摂り入れることで、だいぶアグニが立ち上がってきました。
皆様も普段から塩や胡椒、西洋ハーブとか生姜などは使われていると思いますが、アーユルヴェーダ的簡単で美味しくて身体に効くスパイスの使い方を、少しご紹介します。
使い方も少し注意が必要なものもあるので、そのポイントもネ^^
ちなみに、普段の食事は和食が多いので、“アーユルヴェーダ&インド料理”みたいな日は全然ないのですが(笑)、和食でもほんのりスパイスを混ぜて隠し味程度に使ったり、または消化力が落ちている時にはスープや炒めものやドレッシングに入れたりしています。
カレーは一度勇気を出して自分で調合したスパイスで作ってみたけど、こちらはまだ成功していません(笑
(市販のカレー用のインドスパイスは私には辛すぎるぅ〜〜甘めのカレーが好き♡)
最近よく使うスパイスあれこれ↑
他にシナモン、カルダモン、ターメリック、ガラムマサラ、岩塩、西洋ハーブ入岩塩、海塩、黒胡椒、白胡椒などもあります。
今日は主にコリアンダーのご紹介☆
◉コリアンダー【冷性 V↓ P↓ K↓】
葉はパクチー。
スパイスでありながら、身体を冷ます作用、消化促進、解毒作用、利尿作用があります。
特に、消化器、泌尿器系に効果大。
ピッタ体質の方に大切なスパイス。
※スパイスは食欲を増進させる効果があると同時に、代謝や消化を司るピッタをあげる作用があるので、ピッタ体質の方は実は摂りすぎには注意なのです!(つまり熱くなりすぎます)
ですから、ピッタを上げずに消化を促進するコリアンダーは安心して使えます。(他にフェンネル、クミン、カルダモン、ターメリック、シナモンもOK)
・身体の熱を冷ます
・イライラを鎮める
・利尿による解毒作用
・血液をきれいにする
・肌をきれいにする
・消化力を高める
・すべての体質(ドーシャ)によい!=すべてのドーシャを鎮静する
ちょうどここしばらく、旦那様が痔になっちゃっているのですね(=^・^=)
ピッタ・カパの体質の旦那さんは、仕事が忙しくストレスが高まるとピッタ性の症状がやっぱり出やすい。
例えば下痢とか口内炎とか。
消化器系、炎症性の疾患は主にピッタの症状。
私も少し消化不良気味のところがあったので、旦那さんと一緒にこちらを作って頂きました。
身体の熱・炎症を冷まし、消化器系を整えて、ピッタを鎮める効果があります。
下痢にも効果的。
どの体質の方にも、夏場にはオススメの飲み物です。
作り方☆
夜寝る前に、コップ一杯のお水に、大さじ一杯ほどのコリアンダー(粒)を浸しておきます。
屋外に置いて月光にあてることで、月のエネルギー(冷性)もさらに高まります。
これを朝起きたら、粒を取り除いてお水だけを頂きます。
今の時季ですと、まだ寒い日もありますので、身体が冷えている方には向きません。
ピッタ体質の方、ピッタが上がり気味の方や、花粉症、膀胱炎、皮膚炎やじんましんなど、どこかに炎症が起きていたり、お酒の飲んだ翌朝なんかにはとてもいいかもしれません♫
よかったら、お試しあれ(*^^*)
namaste
aki