自分を責めない

新月の日の翌朝、外にでると金木犀の香りが立ち込めていました。
新月を境に香り始めるなんて、自然ってなんて素敵なんだろう。
秋の香り。
鼻の奥を心地よくくすぐる。
過ごしやすい季節は、それだけでギフト。
色んな虫達が鳴き、鳥の声も澄んでいて、空間に響き渡っている。
空もどんどん高くなる。
短かった夏が終わる。
秋を思いっきり楽しみたいネ。

昨日はおうちでじーっくりとリストラティブヨガ。
鼻水が止まらずに辛かったのですが、ヨガを始めるとピタッと止まる。
ヨガが終わるとまた出ちゃうのだけど(笑)、ヨガ中の深いリラクゼーションによって、あらゆるシステムが調和し、一切の症状や苦痛が取り除かれ、久しぶりに筋肉や臓器の深い部分まで完全に緩むような感覚を実感し、身体が空間に溶け込みそうなぐらい心地よかった。
それでいて五感はものすごく鋭敏で、色んな音が細部まで聴こえてきて、部屋のどこかにいる小さな虫や、家の外にいる誰かの心まで伝わってきそうでした。
目が見えない人は、この鋭い耳で、または第三の目で、色んなものをハッキリと見ているのだろうなと思いました。
私達も、“感じよう”と思えば、もっともっと色んなものを、深く色濃く感じることが出来るのだなぁと思う。

体調が悪いとき、つい自分を至らなく思い、悔しく思い、責めてしまいそうになるけど
決して自分を責めない。
と言いつつ、無意識にはまだ自分を責めていたりするんだけど(^^ゞ

“自分を責めない”ことは、今年のテーマの一つ。
どんなことも、どんなときも、自分を責めない、と決めました。
もちろん、至らなかった点については反省するし、それは大切なことだと思うのだけどね。
自分を責めることは、一番って言っていいくらい、害(毒)になる。

私は20代の時にうつ病、30代になってバセドウ病になったけど、その発症の原因の一つが、自分を責めること=罪悪感や自己否定感だったと思う。
罪悪感や自己否定感の原因は何かというと、幼少の頃に抱え込んだ信念や思い込み、過去生から受け継いできたもの(カルマ)もあると思う。
この古い過去からくるパターンを断ち切るには、「今」を生きること、そして、自分を愛すること。

それが私にとっては、ヨガであり、瞑想であり、自分に偽りのない愛の生活。

自分を愛するって、よくわからない、って思うよね。
私も、自分では出来てるつもりでいたのに、病気になったりしたから、うまくできていないのだろうね(笑)
でも、自分を愛する、大切にするってなんだろうって考えると
やっぱり「自分に正直に生きる」ということに繋がると思う。
アファメーションも効果があると思うし、他にも色んなアイディアがあると思うけれども。

自分の感情や欲求に正直になる。
今の自分がどんなにネガティブでも、怒ってても、落ち込んでても、身体も心もボロボロでも、それでいいんだよってこと。

お肉やお菓子を食べたくても、それでいいんだよってこと(笑)←ヨガしてる人ほど制限してますからね^^
もしかしたら、パートナーのことをもう愛していないということに気づいたり、自分のことをどーしても好きになれないってこともあるかもしれないけど、それでいいんだよってこと。
それと反対に、誰かのことをものすごく好きになることや、自分が本当にやりたいことに対しても、それでいいんだよってこと。
そういうことも、押さえ込んでいることってあるよね。
過去のことも、たまに思い出すのだけど、過去にあったいろんなこと、悲しかったこと辛かったこと、体験そのものや関わった人のこと、それに直面した自分自身のその時の感情、今の思いをそのまま受け止めています。
そうしているうちに、ああ、あの頃私は辛かったけど、本当はすごく恵まれてたし幸せだったんたなぁと、自然と感謝の気持ちが湧いてくるのです。
以前は、辛かったことばかりがフラッシュバックしてきたりしたけれど、思い返せばほとんど幸せだったじゃないって(笑)
そうやって時には過去に帰ることも、自然と自分を癒しているように思うし、今に生きることに繋がる。
どんな過去も、自分に必要だったんだと素直に認められた時、自分の未来が望みに向かって自然に開かれてくるように思う。

今、自分は何を求めているのか
今日、一番したいことは何か

それに気づいたら、それをする。
自分のやるべきことって、ただそれだけ。
すごくシンプルじゃない?

それが自分を愛することだし
人生で大切なことは、それだけなんじゃないかなって思う。

自分を愛するとき、自然と力が湧いてくる。
その力が、誰かを愛する力に変わる。

愛が勝手に循環していくね。

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今日も素敵な出会いに感謝☆
よい1日を!

namaste
aki

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