カウンセリングのこと

アーユルヴェーダスクールでは、昨年の終わりから、カウンセリングの理論・実践を学んでいます。
カウンセリングについても、沢山の講師陣(加藤先生、HIKARU先生、アーユルヴェーダドクターの安藤先生、小峰先生、クリシュナ先生)から教わることが出来るのが、ここのスクールの凄いところ。
色んな考え方、やり方を講師たちから実践的に教わりながら、学生同士でカウンセリングをし合ったり、意見を出しあったり。
毎回、頭も心もフル回転で学んでいます。

実は、私は独学でアーユルヴェーダを学んでいた頃から、友人やヨガの生徒さん達にカウンセリングをしていました。
今思うと未熟なカウンセリングで、穴があったら入りたいくらい恥ずかしいものですが、それでもクライアントさんの反応はとても良くて、自分の体質がわかる、不調についての簡単なアドバイスがもらえるということだけでも、多くの方が納得されていたように思います。
今は沢山の知識が頭に入った分、カウンセリングの難しさを余計に感じていて、まだちょっぴり自信がないのですが、でもきっと、お互いにとって豊かな素晴らしい時間になるのではないかという予感もあり、もう少ししたら始めてみようかなと考え中です。(その時はHPでもお知らせします!)
興味がある方がいたら、ぜひお越しくださいませネ(^^)

アーユルヴェーダのカウンセリングは、クライアントさんの目的・ご要望や体質に応じ、主に生活、食事、(必要であれば)治療(ハーブなどのお薬やマッサージなど)のアドバイスをするのですが、まずは、ご本人がアーユルヴェーダの知識を多少なりともお持ちである方が良いかと思いますので、何か一冊でも本をお読みになられるといいのかなぁと思いました。

ヨガも教えているHIKARU先生の著書が、とてもわかりやすくて写真も綺麗で、小難しいことは書いてないし(笑)、初めての方にとってもオススメだなぁと思ったので、ご紹介しますね。

 

私がインストラクターになる前によく通っていたのがUTL(アンダーザライト)というヨガスタジオで、ここでHIKARU先生のヨガを何回か受けたことがありました。
私は正直言うと、シヴァナンダのスタイルはちょっと厳格な感じであまり好きではないのですが^^;、HIKARU先生のお人柄、雰囲気が素敵でカッコよくて、特にレッスンの最後に唱えるマントラが美しかったことが印象的でした。

HIKARU先生が講義の中で、ヨガを真摯に取り組んできたことで、世俗から離れて偏った生活になっていたことがあったけれども、アーユルヴェーダに出会ったことで、バランスが取り戻された、という話しをされたのですが、私も一時期そんな風になっていたので、とても共感することでした。
食べるものはベジ、着るものも質素、お酒も飲まない外食もしないから、人との付き合いも減る、テレビも見ない、、、。
ヨガしてると、一時そうなりません?(笑)
正直、それで満足しちゃうんです。
でも、なんだか人生がカサカサになっていく、というのも事実。。
それがアーユルヴェーダは、ヨガを推奨しているけれども、人生を楽しむこと、豊かになること、お洒落することも、社会と関わることも大事だよって教えてくれるものなのです。
私自身は、瞑想の果てに、世俗を離れるのは違う、ということに気が付きました。
でも、精神的なことの方に偏るところがあり、アーユルヴェーダがバランスを取り戻すことを助けてくれたように思います。

そして、アーユルヴェーダをしていく上で、やっぱり私はヨガもオススメしたいのです。
ヨガをすることで、自分が本当にどうするべきかということが、自分の内側からわかってくるからです。
本来は、一番のカウンセラーは、自分自身の内なる叡智なのだと思っています。
しかしながら、私達はその叡智と繋がっておらず、誤った知性によって判断していることが多いのが現状。。
だからまず本人が、自分の叡智と繋がる努力をすること(=ヨガ・瞑想、内観、ダンスなど)。
そして私達の役割(ライフスタイルカウンセラー)は、クライアントに必要な情報=叡智(アーユルヴェーダの知恵)を伝え導くことだけでなく、クライアントが自分自身を信頼することを助けることだと思っています。
ライフスタイルを自分らしいものにするためには、ヨガとアーユルヴェーダをセットですると、無理なく、自らの意志で楽しみながら実践出来るのではないかと思います。

HIKARU先生は、カウンセリングももちろんされています。
HPはこちら

namaste
aki

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