怖れと向き合う

4月22日は蠍座満月。
5月7日に牡牛座新月。
5月22日の射手座満月は、私達の結婚記念日。

 

月や天体の動きを意識し始めたのは、もう15年も前の頃。
仕事を辞めて、人生で初めて気ままに自由に過ごしていた頃のこと。
それまで昼夜逆転してしまって、夜に眠れなくなっていたのが、ある日を境に日の出と共に目が醒めて、夜ぐっすり眠れるようになり、ひどい生理不順で、前の生理がいつだったのかさえわからないほどだったのに、生理周期がぴったり月の満ち欠けに合うようになり、心も身体もただ生きているだけで清々しい、ということを味わった。
Yogaの生徒さんにホロスコープをみてもらったら、生まれた時の星の配置に、自分の個性も人生の出来事もありありと映し出されていて、驚いた。
そう、私達は宿命の中に生きているんだ。
その後インド占星術にも興味を持ち、自分の個性を尊重し、人生のバイオリズムに逆らわないでいることの知恵を学んだ。

 

私は太陽星座が蠍座で、月星座が牡牛座のせいなのか、2016年というこの時期だからなのか、天体の配置が何やらSpecial続きだからなのか(この辺のことは、私は全く詳しくない(^^))、自分の内面の変容が宇宙のダイナミックな動きに呼応していることを感じています。
4月いっぱい続いた混乱と葛藤が、5月に入ってからは少しずつ統合されて、今またポジティブな気持ちが蘇り、しっかりと前を向き、力が湧いてきているのを感じています。
思考と欲求がぶつかり合い、ハートの奥から痛みを伴う古いものが吹き出して、自分が自分でないような感覚に陥り、何もかもを手放してすべてを委ねるしかないという、途方にくれるような体験は、何年ぶりでしょうか(笑)
これまで培ってきたものを、一旦全部手放さなければならないという、自分にとっては脅威に感じるような壁を乗り越えなければなりませんでした。
でもそのプロセスが、新しい自分になるために必要だったのだと、ほっと胸を撫で下ろしながら、今は振り返ることが出来ます。
多分、自分の直感的・感覚的な女性性、本質的な部分に、現実的・論理的な男性性や自我への信頼を取り戻した、という感じなのかな。(言葉にすると、ややこしいですが^^;)
とにかく今は「現実的に動くこと」を促されたようでした。
それは牡牛座のサインでもあるらしいです。
とまあ、よくわからんけど、「何があっても大丈夫!」「人生は色々あるから面白いー」と、脳天気な自分が帰って来ました(笑)
要は、ちゃんと宇宙の流れにのっているみたいです(^^)

 

『怖れ』
未来に対する防衛から起こる分離感、葛藤、喪失や攻撃の想念

ほとんどの人は、『怖れ』は外側からやってきて、自分を脅かすものだと考えています。ところが実は『怖れ』は自分の心の内面からやってくるのです。
『怖れ』とは、内面的な葛藤があり、心が別々のふたつのものを望んでいることを示しています。欲しいもののひとつに向かって進んでいくと、必ず何かを失う『怖れ』が生じます。過去の中に生きていて、まだ起きてもいない将来に対処しようと計画したり、防衛したりする結果として『怖れ』が出てきます。過去の否定的な出来事につい、いつまでも嫌悪感を抱いていると、その『怖れ』が未来に投影されます。つまりまた自分に同じようなことが起きるのではないかと『怖れ』を感じるのです。
あらゆる問題や、すべてのネガティブな感情は、『怖れ』から生じると言えます。批判や恨み、攻撃的な想念によって「世界は物騒で不愉快だ」と感じると『怖れ』が出てきます。
『怖れ』とは自分の心から生まれるものです。
自分を人や状況や物から引き離し、守ろうとする結果として『怖れ』が生じます。恐怖心を感じるのは、そのことに気づいていないからなのです。

人とつながり、ばらばらなものをひとつに統合し、愛をもってその状況にのぞむと『怖れ』は徐々に解消していきます。自信をもって前に進めば、過去へのわだかまりは消え去るのです。

「Drチャック・スペザーノのセルフ・セラピー・カード」より

 

人生を愛すること。
愛をもって、生きること。

shanti
aki

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