みんなちがって、みんないい。

わたしと小鳥とすずと
金子みすゞ童話集

 私が両手をひろげても、
 お空はちっとも飛べないが、
 飛べる小鳥は私のように、
 地面を速くは走れない。
 私がからだをゆすっても、
 きれいな音は出ないけど、
 あの鳴る鈴は私のように、
 たくさんな唄は知らないよ。
 鈴と、小鳥と、それから私、
 みんなちがって、みんないい。

金子みすゞ記念館HPより引用

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みんなちがって、みんないい。
ふっと、みすゞさんの詩の一編が思い浮かびました。
みんな違うのが、当たり前なのに
どうして、人は自分と違うものを嫌悪したり排除したりするのでしょうか?
それが良いことだから、みんな違うように、神様はお作りになられたのにね。
時に、私達は自分勝手になり、相手を受け入れられないことがあります。
それでも、人間だから、「エゴ」があって当然。
広い大きな視点で物を見るようにしていても、なかなかうまくいかない時もあります。
自分にとっての「正解」は、人によっては「不正解」かもしれないし
大きな視点でみれば、どこにも正解も不正解もないものです。
きっと、すべての人が、その瞬間を生き、「カルマ」を行使しているのでしょう。
それは、一寸の狂いもなく、起こるべくして起きているのでしょう。
堅苦しい考えを手放し
閉じ込めていた感情を手放し
色んな意見や価値観を、認めあい
色んな事情や背景を、受け入れて
もっと自由で、優しくあれたらと思います。
けんかすることは悪いことじゃない。
人は不完全で我儘な生き物です。
なかなか聖人にはなれないものですね。
ごめんなさい。
許してください。
ありがとう。
愛しています。
今日も、明日も、あさっても。
あなたが幸せでありますように。
Hari Om, Om Tat Sat.
namaste
aki

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