奄美の旅〜ムーンタイム〜

ちょうど奄美の旅の日程に合わせ、生理が来て終わった。
4月15日は満月で、皆既月食だったという。
夜、ホテルの部屋から出て、空を見上げた。
地元の人が、今日の満月の光は凄いよ〜というようなことを言っていたけれども(方言のせいか、何を言っているかよくわからなかったのだけど(^^ゞ
月光はとても穏やかで、私にはいつもと同じ表情に思えた。
煌々と静かに浮かんでいた。
なぜか、旅に出ると、満月に遭遇することが多い。
去年の石垣島でも2011年のバリ島でも、輝く満月を見て、静かに目を閉じた。
私は満月の日に生まれた。
月と女性の身体は密接に繋がっている。
月のサイクルと自分の自然の(月経)サイクルがピタリとあうとき
私は自分の中の宇宙に思いを馳せる。
そしてまた新しく子宮が生まれ変わるのを嬉しく思う。
子宮の潜在的な力を信じる。
だから私は、平和な気持ちで待つのだ。

「すべての女性にとって、ムーンタイムは健康の基盤となるものであり、そうやって得た健康を維持するための自然のサイクルでもある。
女性は生理になると自然によって清められつづける。
それは特別な時間であり、その間彼女は、母なる地球のサイクルと宇宙に偏在するコズミックな力との調和を取るように心がけるべし。
彼女たちはそのためにも、あたまとこころとからだをひとりになるところに置いておかなくてはならない」
「それは女性にとって聖なる時。
だから自分の全体性を再生産するために、自分自身をかき消す。
沈思黙考と瞑想と祈りと個人的な償いだけに費やして過ごすこと。
女性はムーンタイムをスピリチュアルなものととらえて、月への祈りと共に、うやうやしくそのときを迎えなくてはならない」
ーテラ・スターホーク、ユロク一族 メディスンウーマンの言葉ー

 

 

地球のレッスン
北山耕平 / 太田出版

 

自然のレッスン
北山耕平 / 太田出版

 

shanti
aki

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