お庭にたくさんのお花が咲き始めました✩
相変わらず、雑草さん達とのコラボレーションの無法地帯ですが(笑)
お庭にお花があると、心がぱあっと明るくなりますね。
近所の通りを歩けば、春の風に乗って、花の香りが漂っています。
温かく柔らかい空気が、心地いい。
気持ちがいい季節ですね。
そんな気持ちのいい4月、熊本地震もありましたが、私の心は激しく乱れ揺れていました。
私自身の核となるものが、めちゃくちゃに破壊されるような感覚。
不安の中に陥り、鬱々とした日々。
そんな中、心の奥の冷静な自分が、それでいいんだよ、そのままでいいんだ、そこから逃げないでいいんだよ、と小さく優しく囁いている。
何があったのかと言うと、不妊検査を始めました。
とりあえず、ファーストステップの検査では、異常はありませんでした。
基礎体温を付け始めました(笑)
旦那さんの精子の検査もしました。
色んな思いが交錯し、不安になったり、緊張したり、落ち着かない日々が続きました。
風疹ワクチンも受けました。
これから2ヶ月間避妊しなければならないことも、なんだか気が遠くなるような感じで、ワクチンを受けるかどうかさえも迷いました。
毎日一つ一つ悩んでは決断していく中で、どこにも辿り着けないような恐怖や絶望感が出てきたりもしました。
それは、この直面している現実の奥にある、自分の意識の底から出ているようでしたが、今の現実を一歩一歩前進することで、その部分に癒やしが起きているようでした。
地震は、女性の子宮に溜め込まれていた怒りの爆発だと表現した人がいましたが、私自身にもそれが起きていたのかもしれません。
こうして新たなステップを踏み出したことで、実際に不妊に悩む方が大変多いという現状を再認識し、最新の生殖医療について、多くの女性が体験する検査や治療に伴う身体の負担や心の痛みについて、少しでも理解する機会を与えられたようにも思いました。
それと同時に、自分自身については、子宮に癌も筋腫もなく、血液検査も一般も甲状腺も正常であることが確かめられ、ここに至るまでに自分なりに心をかけてきたことの結果として、確かな土台作りはしてこれたようにも思います。
昨年度中に妊娠しなかったら、検査だけでもしてみようかと前々から夫婦で話していたのですが、私自身はなかなか一歩を踏み出せずにいました。
今回このステップに進んだのは、旦那さんの勧めがあったからなのですが(彼も自分の精子の状態が気になっていたことと、私を勇気づけるために)、それも私自身の新たな変化(破壊と創造)と共に、すべてが良きことのプロセスだということ、また私の内なるバランスの結果なのだということを、今は感じています。
自分の影の部分も、まだある葛藤も、しっかりと受け止めていきながら、これからも旦那さんと話し合って、じっくり進んでいきたいと思いました。
✩✩✩
昨日は吉祥寺でエサレンを受けてきました。
温かな坂口さんの手にすべてを委ねていると、ひっそりと自分の中に静けさが戻ってきました。
その明るい余韻を抱えながら、新緑に覆われた井の頭公園をふらりと歩いて帰ってきました。
「すべてはうまくいっています」
「焦らずに」
どんなときも、自分を信頼し、内側にある静けさに、身を委ねればいいんだ。
そんな風に思いながら、小さな壁をひとつ乗り越えたようなささやかな強さが、ほのかに自分の中で生まれたような気がしました。
shanti
aki