里帰り

今週から急に寒くなりましたね。
いよいよ冬の到来です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
一昨日は大宮に出張ヨガで、アルタビスタガーデンでのランチ&ヨガのイベントで、ヨガを指導させて頂きました。
結婚式場でもある会場は南国のリゾートのようなゴージャスなインテリアで、その素敵な雰囲気の中で私もとっても気持ちよくヨガをすることができました♫
こちらのお食事も大変評判が良いようです。
ヨガと美味しいランチのセットなんて、最高ですね☆
私もまた伺いたい気持ちは山々なのですが、なんせ町田から大宮は遠い・・・(^^ゞ
でも、父の実家が大宮で、大宮生まれの私はこれもご縁と思って今回引き受けさせて頂き、ついでに熊谷の実家に里帰りしてきました。
両親は、とても元気そうでした。
9月に母、10月に父、11月に私の誕生日なので(ちなみに妹は8月。)、じゃ〜三人の誕生日のお祝いをまとめてしちゃいましょ〜と言って、家にあった白ワインで乾杯して、母のゴージャスな手料理を沢山頂きました。
これまで父との会話が穏やかに続くことが少なかったのですが、この日はゆっくり父と二人で話をすることができました。
父は何度か転職しているのですが(今はもちろんリタイアしています)、特にバブル時代に自営で不動産業をしており、バブル崩壊と共に経営も徐々に立ちゆかなくなりました。
ちょうどその頃私や妹の進学の時期で、両親も色々気を揉み苦労していたと思います。
そんな様子がわかっていた私は高校時代から学費を自分で捻出できるようバイト三昧で、大学もほとんど奨学金で通っていたので、両親は私に苦労させたと思っていて、父は自分の不甲斐ないことをいつも会う度に詫びてきます。
確かに当時、経済的なことも含て親は全く頼りにならないと思って、自分で何もかもやろうとかなり力んでいたと思います。(それゆえ当時のパートナーにものすごく依存してその後しばらく依存体質が抜けませんでしたが。余談です^^;)
でも私が当時怒っていたのは、両親が経済的な支援をしてくれなかったことではなく、私が選んだ進路はお金がかかるから止めなさいと言われたことでした。
私がすべて自分で責任をとるし、自分で学費を支払うのだから自分の好きな学校に行きたいという主張が認められなかったことに憤りを覚えたのです。
結果、私は父の反対を押し切り、母に援助してもらいながら自分の好きな学校に行きました。
確かに学生時代は貧乏生活をしましたが、でもそれなりにその状況を楽しんでいましたし、また精神的に自立するきっかけだったことは間違いなく、その後の人生もすべて自分の好きなようにやらせてもらえたことにとても感謝していますし、実際には当時自分が苦労したとは全然思っておらず、とにかく充実していた青春時代でした。
その後、私が両親に対して思い煩っていたことは、二人が啀み合うのをみるのが辛かったことなんです。
父にはそれがわかっていないみたいなのですが、今さらそれを説明する必要もなく、ただ二人が健康でそれぞれ余生を楽しんでもらえればいいなぁと、そう思うに至りました。
もう両親に「仲良くなってほしい」という期待をもたないことと、父の、そして母の、二人のありのままを受け入れること。
そして、たとえどんな状況の中でも、ただ人は成長する機会を与えられているということ。
私達が生まれてくる環境に優劣はなく、たとえ貧しく不仲な両親の家庭でも、はたまた裕福で仲良し夫婦の家庭でも、私達は自分でその環境を自ら選んでいるのだと思う。
そしてその環境の中で苦しんだり悩んだりしながら自分というものを知り、世の中のことや真理を学びながら、自分の人生を創造していく。
私が自分らしい生き方を見つけるためには、最高の両親だったんだなぁと、今では心から思う。
お互いに罪悪感を手放し、新しい未来に向かって行けたらと、思います。
shanti
aki

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