太陽礼拝

幾重にも重なった雲の隙間から現れた今朝の太陽も、素晴らしく美しかった。
毎朝できるだけ起きがけに太陽に向かうのですが、今日は一層その偉大さと慈愛深さに感動し、しばらく眺めていたいほどでした。
先月の終わりから、毎週行っている厚木カルチャーのクラスのテーマを「太陽礼拝:スーリア・ナマスカーラ」にしていて、あらためて勉強し直したり、思いを巡らせています。
この太陽礼拝のシークエンスは、もっとも基本にして完成されたシークエンスで、その奥深さと神聖さに今更ながらにあらためて感銘を受けているところです(^^ゞ
呼吸に導かれるようにダイナミックに身体を動かす太陽礼拝は、身体的な効果はもちろん(あらゆる器官・臓器を活性・調整します)、心に集中と安らぎをもたらし、生命力が高まり、生きることの喜びが呼び起こされます。
また私達を生かして下さる太陽神に感謝を捧げることで心は浄化され、自分自身の内なる光が輝き出します。
寒さで縮こまってしまうこの冬の時期こそ、太陽礼拝はもってこいですね(^^)
特に年末には108回太陽礼拝を行う、というのをしている方達もいらっしゃいます。
今年溜め込んでしまった108の煩悩を浄化する、というような意味があるみたいです。
※太陽礼拝の歴史について、以下、2011年のヨガジャーナルの特集を参考にして記しておきます。
この洗練された太陽礼拝のシークエンスが古来からあったとは考えにくく、本来はポーズのシークエンスではなく、神聖な言葉をつなげたものだった。古典的なヨガよりも昔からあるヴェーダの伝統では、太陽は神の象徴として崇められ、ヴェーダにおいて最も重要であり神聖なマントラとして『ガヤトリーマントラ』があります。
近代ハタヨガの祖として有名なクリシュナマチャリヤによって1934年に書かれた『ヨガ・マカランダ』がスーリヤ・ナマスカーラのシークエンスの記述のある最も古い教本だそうです。

私が以前杉並の浜田山というところに住んでいた時は、自宅のすぐ側が善福寺公園だったので(川沿いの静かなひと気のない美しい公園でした)、よく朝に公園で太陽礼拝をしていました。
まだインストラクターになる前で、覚えたての太陽礼拝やポーズを気ままにしている時期でした。
早朝の新鮮な空気の中、太陽の下で、大地にひれ伏すようにしながら行う太陽礼拝の、なんと気持ちのよいことか(^O^)
そして、以前から気になっていた『ガヤトリーマントラ』にも向き合う、今がその時だったようです。
私はこのデヴァの歌が好きなので、一緒に詠唱(チャンティング)しました。
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ぜひ皆様も心を込めて太陽礼拝を行ったり、ガヤトリー・マントラを唱えてみてください。
今年のカルマを浄化して、清らかな心身で新しい年に向かって行きましょう!
shanti
aki

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