初めて会った日のこと、覚えている？
とても礼儀正しいあなた
何にも誰にも媚びることなく、冷静で真っ直ぐなあなた
あなたのその真面目な横顔に、私はどこかで会ったことがあるような気がしていました
ある小さなEventの日、駅でばったり会いました
あなたはいつもよりも少しくだけた感じで、話しをしてくれました
そのEventの主宰の女性が、同伴出勤した私達を見て
「夫婦ですか」と言いました
魔女の予言でしたね
そのEventの、あるワークで、あなたと偶然見つめ合い
心の奥を覗かれたような気がしました
あなたのその時の真っ直ぐな瞳を、今でも覚えています
私は過労と失恋の痛手を負い、体を壊しました
それをあなたは気遣ってくれましたね
あなたはとてもさり気なく遠回しに、温かな手当をしてくれました
その時はまだ、あなたがこれから大切な人になるとは思いもしなかったけれども
私の心は少し動いたようでした
あなたに恋をした日から数えてすぐ
あなたはデートを申し込んでくれました
お互いの思いが、その時ちょうど重なりあったのでしょう
私達はすぐに人生を共にすることを誓い合いました
お互いがどんな人間で何を持っているかなど、ほとんど知りませんでしたが
そんなことはどうでもよかったのです
ただ、やっと運命の人と結ばれたという、喜びと安堵しかありませんでした
私達はその日から数えてちょうど1年目に
お互いに縁のある場所で式をあげました
それから３年が過ぎました
そして今日はあなたのバースディ
あなたのバースディを共に祝うのは
今日で４回目ですね
あなたがこの世界に生まれてきてくれたこと
私に出会ってくれたこと
あなたの変わらないその大きな愛と優しさに
愛と感謝を捧げます
あなたが幸せでありますように
あなたの存在のすべてと、あなたと生きるこの世界の美しさに
心からの敬意と祝福を送ります
本当におめでとう
そして
いつもありがとう
愛を込めて
aki