尊厳

2007年2月25日から3ヶ月間、ピースボートという船で世界一周の旅をしました。
その10周年記念Partyが、ちょうど10年後の2017年2月25日に、品川でありました。

懐かしい顔ぶれ。
ちょっぴり恥ずかしいような、こそばゆいような。
私は過去を懐かしむことも、大勢がいるPartyも好きじゃないんだけど(笑)、ここの雰囲気は温かく、ただただ嬉しかったなぁ。。
旅の後も親しくしている友人も、ほぼ10年ぶりの人もいて。
みんな驚くほど変わってない。(みんな全然老けてないっ!)
当時20歳前後の子たちは、綺麗な大人の女性になってたなぁ〜(^^)

2週間、ケニアを共にした仲間は、特別な繋がりを感じました。
普段会っていなくても、すっと心が通い、分かり合えるような。。
濃密な旅の時間の中で、色んな思いや感動を共有していたからかな。
不思議だね。

私は30歳を目前にして、自分の人生の道は看護師ではないことを悟り、元々興味のあった国際協力や環境平和活動に足を踏み込んでみたかったのと、それと同時に自分の人生の道を見極めたくて、船に乗りました。
もちろん、ただ世界を見てみたかった、というのもあります。

旅は想像以上に(あまりにも漠然としててうまく想像できなかったけど)、素晴らしかった。
何が素晴らしかったのか、言葉に出来ないくらいに。
そして、私は自分の人生の道を決めました。
旅の途中、考えるまでもなく、はっきりと、それがわかったのです。

そしてあれから10年という節目。
私は自分のヨガを確立しつつあり(別になんの形にもなっていないし、形にするつもりもないけど)、自分が最もやりたかったこと=「家庭を築く」第一歩(結婚して、赤ちゃんを授かったこと)を歩み始めたところ。
大きな自分の人生の節目と、ピースボート10周年が重なったことは、たぶん意味があることだと思うし、あのときの感動が、心の深いところで私を支えている気がします。

さて、ここからの10年、夫婦で初めてのお産、子育てが始まり、お互いの仕事にも、また新たな変化があるかもしれません。
でも、最高に楽しい、新しい人生のステージに、確実に足を踏み入れたという実感があります。
密かに、胸の高鳴りを感じています(^^)

※Partyを主催し、盛り上げてくれたスタッフの皆様、友人たち、本当に本当にありがとう!

♣♣♣

ピースボート、平和の船。
色んな平和活動がある。
平和活動って言っちゃうと、なんかうさんくさいかもしれないけど(笑)
みんなが平和を望んでいるし、この世界にあるあらゆる仕事は、平和というみんなの思いに繋がっている。

一人ひとりの心の平和が、世界の平和に繋がっている。
そして、一人ひとりの心の闇も、世界の平和に繋がっている。
闇、痛み、苦しみや争いも、私達の中にあるもの。
それを、否定しちゃいけない。

そして、誰もが生きているだけで価値があるという「尊厳」を持っている。
その尊厳が脅かされたとき、私達は攻撃に出る。
その尊厳を自分自身が忘れたとき、自分を価値のないものだと貶める。
私達が誰かを傷つける時、それは自分自身が傷つき、愛を求めているからで、誰もが本当は真実を求め、幸せを願っている。
シンプルに言えば、誰もが自分が大切な存在だと思いたいし、ただ、抱きしめてもらいたいだけなのだ。
誰もがただ、大好きなお母さんに、無条件に愛されたいんだ。

♣♣♣

実際に社会を動かしているのは、男性たち。
今、その男性の意識の変革が起きつつあり、またその意識の変革を支えているのは、女性の力ではないかなとも思う。
女性のリーダーも現れている。
男性と女性がしっかりと手を取り合い、本来の力を発揮したら、何もかもがすぐにひっくり返るくらいの力があるはず。

だからこそ、宇宙である子宮を持つ女性は、自分がこの世界の、ガイアの母なる大地と繋がっていることを思い出して。
自分の中にある偉大な豊かな力を思い出して。
そこにある平和と愛を思い出して。

その内なる平和と愛が、パートナーへ、我が子へ、周りの世界へ拡がっていく。。

平和は心の中にあるもの。

shanti
aki

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