先週の月曜日(祝日)は、外苑前に常設されているダイアログ・イン・ザ・ダークに行ってきました。
目以外のなにかで、ものを見たことがありますか?
8名の参加者、アテンド(視覚障害者)のロッキーさんにサポートされながら、真っ暗闇の中を歩く。
白い杖を初めて使う。
皆で声を掛けあう。
私は意外にもなかなか歩を進められなかった。
誰かがサポートしてくれる。
私も声を出してサポートを求める。
ロッキーさんの存在は大きく心強い。
草の感触、水の音、誰かの匂い。
神社をお参りし、おみくじを引く。
お茶屋さんで、私はお汁粉を買い(旦那さんは、ビールを買って飲んだ笑)、皆で談話しながら頂く。
皆が周りにいる、ぴったりと横にいる。
それがすごく嬉しいし、安心する。
どこかの座敷に入る。
書き初めをする。
筆に墨を付ける。
でも墨がちゃんと付いているかわからない。
私は「無」という文字を書いてみた。
すべて、真っ暗闇の中で。
すごく楽しかった。
みんなが大好きになっていた。
もっと、ここ(暗闇)に居たいような気持ちだった。
私は忘れかけていた幼き日の自分に出会った気がした。
色んなことを感じたけど、言葉に出来ない。
でも、とても愛おしい、素敵な時間だった。
よかったら、ぜひ皆様もお出かけ下さい✩
shanti
aki